2012-07-08

ナマステー  NO 2980


「地球上で一番たくさんありがとうを集めるグループになろう」と言うのは、飲食産業で知られる「ワタミ・グループ」の企業理念の一つだそうだが、我が葬儀業界にも「日本一有り難うと言われる会社に」とか「日本一感動を提供する会社に」なんて理念を掲げている会社がある。

 はっきりと言って、そんな単純な言葉を掲げる経営者に素晴らしい企業が育つことはなく、ノルマの苦労に強いられている社員の皆さんに同情を禁じ得ない思いである。

 これまでにも何度も書いたが、「感動」なんて言葉はサービス提供を体感されたお客様側から生まれるもの。それを提供する側で謳い上げるのだから余りにも滑稽である。

「企業は『人』」という言葉があるが、「人とはどうあるべきか?」「人生に於ける仕事とは?」
など、この世に生を享けたことに感謝をし、他人や社会のために何か行動をすることこそが基本で、「安全運転」を教育する方がもっと大切ではと伝えたい。

「有 り難う」の言葉にも100段ぐらいの思いの差異がある筈だし、取り合えず、無難に、口癖のように「有り難う」と発言する人もあれば、相手の手を握り締めた り抱きついて感謝をされることもあるだろうが、そこに単純なレベルの勝手な思い込みがないようにありたいものである。

 さて、昨号で「ハッカー」について触れたが、最近に話題となっている「アノニマス」に属する人達が、昨日東京で街の掃除という集団行動が報じられていた。

 全員が揃えたような仮面を被り、道行く人が奇異な表情を見せられていたのが印象に残っているが、特定の組織や企業を攻撃するクラッカー的行為に走る人もあれば、静かに高レベルなIT技術を趣味のように楽しんでいる人もいるようだ。

 近い将来に訪れるというサイバー戦争を想定し、ハッキング技術の競技会まで行われた事実もあるが、他人の銀行口座まで侵入可能な人達がいっぱい存在するそうで、そんな世界は想像以上に進化しているみたいである。

 サイバー攻撃として有名なのは中国だが、現在の北朝鮮のトップの人物の学生時代に「宇宙からサイバー攻撃」というような論文もあったそうで、隣国の危険な思想に我が国も神経を遣わなければならないだろう。

 今日の結びは心の扉を開いてくれた言葉との出会い。昨日、ご一緒させていただいたご住職から頂戴した小冊子を開けたら、表紙の裏面に掲載されていた絵本作家、画家、詩人としてご活躍される「葉 祥明(ようしょうめい)」さんの詩に目が留まったので紹介を。

『憎しみを知って許しを学ぶ 怒りを知って愛を学ぶ 恐れを知って平安を学び 傷つくことで癒しを知る あなたが経験することには すべてに目的と意味がある』

 その小冊子のタイトルは「かるな」で、それは、サンスクリット語の「カルナー」から造語されたもの。意味は「慈悲」だそうで思いやりと書かれてあった。
久世栄三郎の独り言(携帯版)
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