2012-07-17
出会い NO 2989
人によって「ものさし」の寸法が違うという言葉があるが、私は昔からそれを「人によって目にするサングラスの色が異なる」と比喩してきた歴史がある。齢を 重ねる毎にその透明度が増すことが理想だが、そうはままならないのが人間社会で「死ぬまで治らない」なんて言葉も存在する訳である。
さしずめ、問題になっている大津の事件の被害者以外の関係者の「ものさし」の寸法が大きく異なっているのでは?と想像してしまうが、人は、それに気付いた時に寸法を刻み直すことが重要で、出来るか出来ないかで人格に大きな差異が生じることになるだろう。
過去に「命って何だろう」ということに触れたことがあるが、明日の命の保障がないのも寂しい現実であり、周囲には交通事故に遭遇する危険性がいっぱいあり、地震という自然災害や火災と言う人災的な被害に遭うことも考えられるのである。
世の中には悲しい体験をされた方が懸命に生きておられる事実もあるし、大切な方を亡くされて悲嘆の日々を過ごされている人達も少なくないもの。そんな悲し みの場を葬儀を通じて山ほど体験してきた歴史には、加害者と被害者という言葉を耳にしたり、そんな文字を目にしたくない思いが強いのである。
前々号で東北大震災の幼子の「お世話様です」の言葉について触れたが、阪神淡路大震災で2千数百名のご不幸に接しられた神戸の同業者の体験談を忘れないでいる。
ご 遺体の安置所になっている場所で、ご納棺に際し、誰も涙してしばらく行動が出来なかったという出来事で、幼い子供さんと手をつないだ若い女性の姿に、誰が その手を離すことが出来るのかと葛藤されたという体験談だったが、火葬場へ搬送する霊柩車も法律で一緒に乗せることも出来ず、もちろん火葬の炉も別となっ てしまったが、時に「法」とは冷たい存在であることを学んだ出来事でもあった。
この神戸の葬儀社と弊社は深い交流があり、私の塾生達の 最終塾の日に偶々神戸のホテルで行われた会食に伴い、プロゴルファーとして著名な「高橋勝成」さんの隣席になり、亡くされた息子さんの名前で登録した星名 国際登録証を舞台上で奉呈した出来事を昨日のように憶えている。
昨号で塾生達のブログを紹介したが、その中に入っていなかった 「MAMADIARY」のページを覗いたら、頚椎を痛めて腰痛に苦労しているとあった。九州に在住する彼女は塾生になる前にこの「独り言」からご仏縁が あった。葬儀の場を見学させたのはよいが、そこで予想もしなかったハプニングが発生。仕方なく20分ほどアドリブで対応したら、葬儀が終わってから「大阪 の葬儀は素晴らしいですね」と言われ、実は、と事情を説明したら驚いていた。
式場は阿倍野区にある大阪市立「天空館」だったが、それから天空館では何回もハプニングが起きるので不思議である。
整骨院に通っていると書いていた彼女へのアドバイスだが、熊本県荒尾市のグリーンランドにあるホテル「ヴェルデ」に素晴らしい整体師さんがおられる。確か 「嘉名(かな)さんか「嘉奈」さんだったと思うが、過去に頚椎を痛めて大変な状況だったのを、瞬時に治癒して貰ったこともあるし、酷い腰痛も嘘みたいに治 して貰ったことがある。
このホテルの前に文化ホールがあり、そこで社葬や合同葬を司会を担当したことが何度かあるが、九州在住の塾生達 を中心に数名が「お手伝いします」と黒服でやって来てくれたことが嬉しく、言葉と音楽だけの無宗教形式のオリジナルバージョンを体感して「こんな形式がや りたいです」と言っていたことを憶えている、
昔の交通事故から頚部に持病を持っており、この整体師さんとの出会いは何より有難く、もう10回以上の整体を受けているが、その心地良さは体験しなければ分からないだろう。