2012-07-21
焼香と献花 NO 2993
過日の紹介した塾生達のブログだが、「MAMADIARY」のページを開けたら、九州での合同葬を手伝ってくれた時のことが書いてあったが、「焼香」の誘導と記述されていたが、式場は文化ホールだったので「献花」であった。
ホテルや文化ホールの場合、消防法による煙感知器の存在から焼香は問題があるので大変だ。無宗教形式でない場合にはご導師、葬儀委員長、喪主さんだけに「焼香」していただき、他の方々は献花という形式で進めている。
文化ホールやホテルによっては焼香を一切禁止というところもあるが、私がプロデュースしたり司会を担当した場合には上述のような提案で進めてきた。
「香 の香りが残るのが困るのです」と言ったホテルもあったが、用意している「香」の資質が高レベルであることを全く理解されておらず、一般的な葬儀で使用され ている「香」だと勝手に思い込まれているので大変だったが、弁当箱一杯1000円の香もあれば、スプーン大匙一杯30000円という香の存在を説いたり、 宗教儀礼に関する説得をすると理解に至り、終わってから「素晴らしい香りですね」と驚かれたこともあった。
一方の文化ホールの場合だが、前述の3名様だけの焼香なら煙感知器の作動には至らず、宗教儀礼から説得するとOKに至ったケースが多かった。
ホテル関係者との交流が多いのでよく言ったことだが、バンケットで喫煙される人がいることを考えれば上質の「香」なら絶対に問題ない筈。実際に特別な「香」を持参して体感させたこともあった。
祭壇の前にご導師用の香炉セットが設置してあっても、お寺様達はご自分の香を持参されることが大半だが、準備してある香を目にされて「さすがに高級葬儀ですね。クオリティが高い」というお言葉を頂戴したこともあった。
「中有、香を食す」という言葉もあるが、「中有」とは一般的に言うと「中陰」のこと。そんな中で安物の香を焚くのはあまりにもお気の毒。故に拘ってきた歴史がある。
私がお通夜や葬儀に参列する場合には、皆さんの焼香が終わってから焼香台に進むが、ポケットに入っている自分の香を手向けると、すぐに特別な香りが式場空 間に漂うので気が付かれる方もおられるようだし、あるお寺様から、最後に焼香をしたのは「やはり」なんてご指摘を受けたこともあり、逆に「さすがのお寺様 だ」と香りだけで気付かれたことに畏敬の念を抱いたこともあった。
そんなところから今日の写真は「献花」そ一例。菊一輪、カーネーション一輪をそのままという献花が多いが、やはり上質なものを提案したいものである。