2012-08-14
お盆に寄せて2 NO 3014
深夜から未明に掛けて大阪や京都に記録的な豪雨。宇治地域で小さな川の氾濫から住宅が流されていたニュースに驚いた。
そんな中、奈良県の山間地で遭難が心配されていた中学生達の無事のニュースに安堵したが、引率していた教員達の考え方に大きな問題があったように思えた。
立ち寄った喫茶店、ママさんに高齢の女性が次のように言われた。「お盆の時期に、雷様が鳴る中を山に登るとは信じられんわ。大人だったら常識だわよ」とお怒りモードの嘆き節。それが妙に説得力があった。
夕方の民法のニュース番組、その中で高速道路の渋滞を取材した企画があった。名神高速道路の京都桂サービスエリアから中国道の西宮「名塩」サービスエリアまでの約40キロを実際に走行して収録されたものだが、通常なら30分ほどで到着するのに4時間以上を費やしていた。
本線からサービスエリアに入る車線の渋滞も信じられない距離。そんな中を東京から走行してきた家族が24時間を要したと答えていたし、水戸からやって来ていた人物は「29時間掛かりました」と言っていたので思わず「お疲れさん」と声を掛けたくなった。
名塩サービスエリアで「たこ焼き」を販売する店の内容にも驚かされた。平日には1日に16万円程度の売り上げだそうだが、この日は80万円を越していたからで、いつもの倍のスタッフが休み時間もなく頑張っていた。
大雨の影響で京阪電車や東海道緯線、それに新幹線まで運休する影響が発生、帰省する人達に多大な迷惑を及ぼしていたが、インタビューに答える人物の「自然相手には勝てません。仕方がないです」との言葉が如何にも日本人らしいと感じ入った。
オリンピックの集大成が放送されているが、何より後味が悪いのはバドミントンで失格となった無気力試合の連中。過日に書いた「なでしこ」の南アフリカ戦の ドロー狙いも指摘されていたが、男子韓国戦のプラカード掲示問題の波紋は大きいようで、国際的には顰蹙以外の意見は全くないようである。
残念だったのは室伏選手の一連の事件。禁じられていた選挙活動の否定していたのに、生放送の中でその事実を発言してしまった選手もあり、関係者から「放送事故」という指摘の声も出ていた。
銀座でメダル取得者達のパレードの企画も進んでいるようだが、それは「なでしこ」が世界選手権で優勝した際に石原都知事が「なぜパレードをしない」と政府を批判したからみたいで、巨人の優勝パレードをした過去があるのだから決行されてもよいだろう。
勝利の栄光に輝いた選手の背景に、敗れて涙した人達の存在があることを忘れてはならない。驕り、傲慢という行動姿勢は日本の武士道文化から外れてしまう。我が日本に希薄化しつつある「恥」の文化を大切に継承したいものである。
今日の写真は、過去に弊社で開催した多くのコンサートの中で、日航機事故で亡くなられた「坂本九さん」を偲んで「見上げてごらん夜の星を」をハーモニカで演奏している私だが、伴奏は高橋三鈴さんのシンセサイザーで、司会を担当していた私の飛び入りみたいな行動だった。