2012-10-13

ふと感じたこと  NO 3074


 昨日のご葬儀で久し振りにお会いしたお寺様、開式前のお着替えの限られた時間だったが、懐かしい昔話のひとときとなった。

 昨年の冬に妻が関係するグループの女性達が山陰へバス旅行に出掛け、その際に私もJRの特急列車を利用して参加させて貰ったのだが、その時のリーダーの方が上述のお寺様の檀家総代さんだったことに驚いた。

 ご仏縁とは本当に不思議なこと。故に世間を狭くしたらいけないと知ることになるが、振り返れば奇跡的な出来事で「生かされている」と思ったことが何度もあったので、謙虚な晩節を過ごさなければと考えている。

 社会は「個人情報」に神経質になっているが、これは「?」というどこでも起きていると思える体験をしたので書いておこう。

 ある鰻料理の専門店に入った。メニューを見ていると臨席のオバサン達が注文をしている。それをメモっていた男性スタッフが大きな声で「うな重『並』2つ」「うな丼『並』一つ」「うまき一つ」「うざく一つ」と言った。

  その店のメニューには「うな重」と「うな丼」には「上」と「並」があるが、「並」を注文して店内の端まで聞こえるような声で「並」と言われたら恥ずかしい 思いを抱くこともあるだろう。これでは「並」は言えないと考え、「だし巻きうな丼」の「上」を注文してしまったが、出て来たものを見て驚いた。「並」に比 べて量が5割り増しぐらいの代物で、勿体ないので残さず平らげたら間違いなく体重が増えた。

 ちょっと脱線してしまったが、この「並」や「上」の言葉を店内で発するのは「個人情報」に抵触しないのだろうか。オヤジギャグ的に言えば「定食」なら大丈夫となるだろうが、冗談はさておいて、こんなことが堂々と罷り通っている事実に不思議な思いを抱いた体験だった。

 人が「気にしない」という「当たり前」の世界はあるだろうが、大声で厨房に伝えるスタッフの声は「並」より「上」を注文させるプレッシャーを与える売り上げアップ作戦ではないなのかと疑問を感じる人もあるだろう。

 少なくとも私のような「いい格好しい」は、そのプレッシャーに押し流され「並」でよいのに「上」になってしまい、メタボのトトロ体型を進化させてしまう結果となった。

 国民の健康を考慮し、飲食店でのそんな「個人情報」に関するテーマにも取り組んで欲しいもの。あちこちから様々なプレゼントが届く。有り難いことだと手を合わせながら「食欲の秋」にどっぷりと浸る自分があることを学んだ昨日だった。

 今日の写真は「芸術の秋」という言葉もあり、過去にお手伝いをさせていただいた仏画展の素晴らしい作品の一枚から。作者は「画僧」として著名な「慧善玄潭」先生です。
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