2012-11-07

選挙の先は?  NO 3098


 アメリカでいよいよ大統領選挙の本番を迎える。両陣営が掛けた選挙費用が4800億円で、その大半が広告費であり互いの中傷という現実もあった。

 自由社会だから許容されているのだろうが、共産圏や社会主義国家なら考えられないことだろう。

 そんなアメリカの影響を受けた我が国の憲法に「言論、出版の自由」というのがあるが、総理や大臣を批判する新聞、雑誌、ネットニュースなどを読みながら、つくづく日本の国の平和な社会を再認識してしまう。

  国会が空転しているような状態。過去に総理はプロデュース力が重要で、キャスティングに妥協をしたら最悪と書いたが、最期となろう閣僚達の人選は間違いな く拙かったようで、法務大臣は辞任されたし、いつ問題が浮上するかと揶揄されてきた田中文部科学大臣も、今、自らの問題提起で物議を醸している。

 一理はあっても「鶴の一声」は拙いだろう。しっかりとしたシナリオで納得させる説得力がなければ正しいことでもそうでなくなってしまうのが常識。如何にも彼女らしい行動だと思うが、それによって多大な影響が生じることを忘れてはならない。

 人は「肩書き」を得た時点から自身を見失うと言った人がいたが、「吹毛常磨」という言葉を思い出す。これは、修行の世界に限界はなく、生徒から先生になれば日々の精進がいよいよ重要になり、あぐらを掻いた瞬間に堕落の世界に落ちてしまうという教え。

 総理として歴史に名を残す父が所属した自民党を離れ、民主党に鞍替えしたことでもおかしいと感じたが、小泉総理時代の外務大臣として発言された「伏魔殿」の言葉が思い出される。

  国家の将来を左右させる立場の人は、まずは冷静でなくてはならないし、感情的になったら大問題。ましてや「扇情的」に至ったら国民を「戦場」に送り出す危 険性も生じる。就任時の所信表明で自らを「どじょう」と称されたそうりだが、外交的行動にこそその愛称パワーを発揮するべきだったと思ってしまう。

  今、前原大臣も叩かれている。「八ツ場ダム」問題の発言から「言うだけ番長」と揶揄されてきた過去もあるが、海上保安庁の映像流出事件の際の対応は最悪 だったと思っている。中国船が衝突を仕向けて来る映像をどうしてオープン化しなかったのかと今でも残念でならないところ。当時の菅総理のプロデュース力も 最悪だったが、そんな内閣の時に大震災が発生したのも被災地があまりにもお気の毒ではないか。

 パンドラの箱みたいな原子力発電所の存在だが、最近のニュースで組織された規制団体の問題が次々に浮上して来ている。それらは東京電力の一連のスポークスマン会見でも呆れたが、国家のプロジェクトチームでさえこんな実態なのかと寂しい限り。

 国を変えると新党設立が潮流だが、自分の欲望のため、党の利益のため、一部の人のためなんて行動だけはして欲しくない。

 言葉とは恐ろしいもの。それで辞任に至った大臣がこれまでに数え切れないほど存在している。こんな悪口をしたためられるのだけは、我が国のよいところだと思っている。

 今日の写真は、ある「お別れの会」の祭壇のひとこま。音楽家の方から舞台設定でピアノを祭壇の一部に組み込んでいる。座っているのは私だが、「記念」ではなく「記録」として撮影したショットである。
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