2013-01-04

昔のこと  NO 3149


 昨夜の銭湯だが、顔馴染みの方々が多くおられた。サウナに入られる人、スチームに入られる人、水風呂に入られる人など様々だが、私は酒風呂で少し温まってから腰痛の軽減のために電機風呂に入った。

 湯気がいっぱいという広い浴室だが、こんな中に入ると咽喉の調子がよくなるし、湿度が高いのはインフルエンザの菌に対しても効力があると何かの本で読んだことがあるので期待したい。

  タイル壁に包まれた空間、声がよく響くので交わされている会話が耳に入って来る。中にタクシー会社に勤務されている人物の言葉もあった。「今年の正月は例 年にないような短距離走行多かったよ。4桁が3回しかなかったよ。後はワンメーターか700円、800円ばかり。6万円の売り上げをしてきた仲間もいたの に幸運に恵まれなかった」なんて嘆いておられたが、タクシー乗務の運、不運に左右される現実を知った思いがした。

 そうそう、大晦日に行 われていたご葬儀に行く際に疎開道路で乗せてくれたタクシーだが、田島6丁目から今里筋を大池端の方へと言うと、「シーンと言うお葬式の式場に行かれるの ですね」と言われたのでびっくり。弊社の西館や本館へ参列者を送ったことが何回かあるそうで、桃谷駅や寺田町駅でのお客様には「シーン西館ですか。本館で すか?」わざわざ確認までしてくれているそうで、私が関係者であることをご存じないので感謝の言葉を伝えなかったが、40円のお釣りだけプレゼントしてお いた。

 朝から自宅の電話が鳴った。深いご仏縁に結ばれるお寺様の先代ご住職のご訃報を知った。ご本堂の落慶法要のプロデュースを担当さ せていただいた歴史もあるが、お稚児さんの行列や文化として伝承されている大名行列の「奴さん」の依頼などで賑やかな「お練り」などが忘れられない思い出 として蘇って来る。

 年末、年始とスタッフたちが出勤して仕事をしてくれていることに感謝しながら、今年も事故やミスがないことを願っている。

 前述のお寺様のお通夜とご葬儀に参列しなければならないが、お通夜の日の天気予報が「雪」となっているのでびっくり。ご弔問者やご会葬される方々への暖房に配慮するように伝えておこう。

  喪主を務められる現ご住職は、私と同い年だが、弊社の女性司会者から「お人柄が素晴らしい」と聞いたことがある。生活保護の方の葬儀ご導師をお願いした ら、「火葬場まで送ります」と仰ってくださったそうで、大阪市の規定する「お布施」で火葬場までご一緒くださるお寺様は少なく、弊社スタッフの中でも宗教 者として高い評価をされているお方である。

 机の中をひっくり返していたら、懐かしい万年筆が出て来た。インクを入れても書けない状態な ので捨てるしかないが、それを使っていた中学生時代のことを思い出した。セーラー、パイロット、シェーファー、ペリカン、モンブランなどがメーカーの名称 と記憶しているが、カートリッジタイプが登場する前はインク瓶から吸い込むスポイド式が主流で、金色のペン先には「14K」なんて文字が刻まれていた。

 交換式のペン先も販売されていたし、ガラス製のペン先の存在もあったが、インク瓶を持ち運びしなくてもよいところから万年筆は重宝され、当時の中学生の必需品でもあった。
久世栄三郎の独り言(携帯版)
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