2013-01-06
再 会 NO 3152
深いご仏縁に結ばれるお寺の先代ご住職のご葬儀に参列。式場となったご本堂は2階、そこにつながる階段が急で段数が多く、お年寄りには「もしも」という問 題が考えられる。そこで1階の入り口にご遺影に使われていた油絵の縮小版を飾った娃焼香所をセッティングして対応。寺葬には高齢者の参列が多いことを改め て認識、そこで多くの方々が焼香をされていた。
ご親族の方々のご焼香が終わり、立礼される方々が降りて来られたが、葬儀委員長を務められていた檀信徒総代の方が、山門の外にいた私を見つけられ「その節はお世話になりました」とのお言葉を頂戴して恐縮。随分昔にお父様のご葬儀を担当させていただいたご仏縁があった。
昨日より気温が上がり、陽射しもあったので冷え込みも助かったが、リハビリを兼ねて往復を歩いたら、約6000の歩数が記録されていた。
そんなお寺様のご葬儀に関することを書きながら、不謹慎と言われそうだが、深夜に寝付けずBSテレビを見たら、パチンコ業界で「和田アキ子」さんを起用するCMで知られる「マルハン」という会社が採り上げられた番組があった。
大阪の梅田にオープンさせるまでの内部密着のドキュメンタリー企画だったが、女性スタッフのスカーフを巻いた制服にびっくりしながら、指導する店長らしき人物の言葉に驚くことになった。
「君達は、東京ディズニーランドのスタッフやホテル・リッツカールトン以上のサービスが求められる」というものだが、「我が業界はホテルマン以上の資質が求められる」と30年前から提起して嘲笑されてきた私の歴史を懐かしく思い出すことになった。
二十数年前、パチンコ産業からスタッフ教育を依頼されて担当したのは私が指導をした女性司会者だったが、彼女が重要なヒントとして教えたのが「結界」という問題で、お客さんのいる通路に入る前と出る前に礼をするというものだった。
我々葬儀の世界では「結界」の存在を理解しなくてはプロではないという基本的なこと。簡単に説明すれば「ここからは聖域」というようなもので、そこの出入りには礼節を表すということになるだろう。
過去に他府県で大手パチンコ産業のオーナーさんの合同葬を担当させていただいたことがあるが、その時に頂いた会社案内の内容に目を通して「ここまで進化していたの!」と驚嘆したこともあった。
お寺様の葬儀で久し振りに再会した人物があった。映像会社のご夫妻だが、参列者の折られる場所へのモニター中継、そして式次第の記録撮影を担当を依頼しているものだが、過去に北海道や九州での合同葬で共に仕事をした関係もあり、懐かしい思いを抱いた。
昔、他府県のホテルで大規模な合同葬を担当した際、ホテル側の担当者から「何度も社葬を担当した経験がありますから教えましょうか」と言われ、様々なこと をご教授願ったが、最後に返した言葉が「私のプロデュースと司会は著作権を有し、ホテル側の映像収録や録音は一切出来ませんのでご理解を。映像に関しても 私の方で準備しますから」で、相手の方の表情が激変したのだが、後日に行われた本番が終わった時、上司の方と共に私のいた司会席に来られ、「過日は大変失 礼なことを申し上げました。なにとぞお許しください。この世界でトップにおられる方だと上司から教えられましたし、本日の衝撃の世界を拝見させていただき 今でも震えております」と謝罪をされた出来事もあった。
その時に収録を依頼した人物が上述の人物で、そのお人柄と頑固な編集力に期待を寄せたキャスティングの仲間だった。
何軒もお葬式が重なっている。いつも願うことだが、スタッフのミスや事故のない運転を祈念して手を合わす。