2013-02-08

耳が敏感に?  NO 3190


 目が不自由な最近、でこの「独り言」を打ち込むのも大変だが、困るのは街の中を歩いている際のこと。前方から来られる方の顔が見え難く、擦れ違う瞬間に声を掛けられて挨拶されることがあるからだ。

 これまで適当に対応をしてきたが、中には失礼を来たした方々も少なくない筈。今後は出来るだけ擦れ違う前から頭を下げているように見える仕種を考えたい。

 朝から鳴った電話。「MRI」検査を受ける予約日を知らせてくれるものだった。紹介の書類も頂戴しなければならないし、過日に受けた採血検査の結果も知りたいので明日にでも医院に行く予定。

 先日、ご仏縁に結ばれる人物のブログを開けたら、菓子メーカーが募集したバレンタインデーに因んだ川柳が紹介されており、この数年の作品の秀逸な詠み手のユーモアに感心した。

「カカオ100 無糖派層に 効果あり」「有望な 第三極に 渡すチョコ」「仕分けたが
名を変え復活 義理チョコ費」「この頃は 義理チョコさえも レアアース」「義理チ
ョコの ばらまき政策 批判され」

 一方に、営業マン川柳の紹介もあり、悲痛な情景を思い浮かべた。

「またおいで 本気にしたら また来たの」「無茶を言う 妻の要求 社長並み」「責めるなら 手本を示せ 我が上司」

 また、女子会という言葉をよく見掛けるようになったが、そんな女性社員のことを詠んだ川柳には思わず溜飲を下げた。

「腐っても 使えなくても 正社員」「逆らわず ただうなずいて 従わず」「入社時は 腰掛け 今は命がけ」「うちの部下 見ざる聞かざる 気が利かず」「きつくなる 目つき性格 腹まわり」

 私の年齢になると、シルバー川柳の内容に自身を重ね合わせるようになってしまう。

「誕生日 ローソク吹いて 立ちくらみ」「立ち上がり 用事忘れて また座る」「若作り 席を譲られ ムダを知り」「入場料 顔見て即座に 割り引かれ」「無農薬 こだわりながら 薬漬け」

 人は、さりげなく発した言葉に驚くほどのユーモアを含んでいるケースもある。プロ野球の世界で鉄人として知られる「衣笠氏」だが、野菜を一切食べずに肉ばかり好まれたそう。それに対して「どうして?」と質問したら、「野菜は牛が食べているから」と答えたそうだ。

 大好きな「金子みすゞ」さんの詩を用いているテレビCMがある。これからの社会に絶対にその存在感を増す「非破壊検査株式会社」だが、先日の号で書いたが、杖を手に歩く私自身もそんな思いを意識しながら地面の音を耳にするこの頃である。
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