2013-03-05
あり得ること? NO 3211
埼玉県で呼吸器系の発病から救急車を要請した男性が、25の病院から計36回も断られ、2時間50分後にやっと受け入れてくれた茨城県の病院で亡くなられたという出来事が報じられていた。
遺族と呼ばれることになってしまった家族の心情を拝察すると、お気の毒という言葉しか形容詞がない出来事だが、私自身も救急車の中で30分以上受け入れ先の病院が見つからないという体験をしている。
ひょっとしたら後遺症が軽度になっていたかもしれないという思いを抱いているが、救急車の車内で天井を見ながら苦しい状態にあった時、隊員の人が病院とやりとりしている会話を耳にしながら<終わった!>と覚悟をした体験でもあった。
急な疾患で危険と言えば「呼吸器官」「心臓」「脳」の三つが思い浮かぶが、助かる命が冒頭のような対応で終わってしまったら最悪の事態。病気と寿命の微妙な関係を垣間見る現実問題のような気がする。
こうして「独り言」の発信を続ける幸運に感謝する毎日だが、齢を重ねると本当に烏兎怱々という言葉を実感する。
この世に存命しておれば、何か生き甲斐になることを見つけたいものだが、何度も書いた「行きたい」「食べたい」「会いたい」「見たい」「聞きたい」の「たい」が大切という結論に至るし、その欲望がなくなってから「逝きたい」ものである。
後遺症からギターやピアノは弾けなくなったが、聴くことは可能。テレビのCMで「ポール・モーリア・グランドオーケストラ」の公演があると知り、何とかチケットを入手したいと考えている。
「ポー ル・モーリアさん」は亡くなられてしまったが、最後の日本公演に行ったこともあり、「フランク・プールセル」「レイモン・ルフェーブル」「マントヴァー ニー」などの公演に何度も足を運んだ思い出も懐かしく、指揮者が代わってもサウンドのスコアは重視される筈で、生のある内に生で聴きたいと願っている。
弊社の本館で何度かコンサートを開催したことがあるが、懐かしいテレビドラマ「七人の刑事」の主題歌を担当されていたラテン歌手「西川 慶さん」にご出演 いただいたこともあり、その際に独特の発声練習のことを知り実践してきた歴史もあるが、彼の持論によると良い発声はリラックスすることが重要で、ささやき 程度の声で母音を長く続けることで腹部の筋肉が理想の動きになると教えられたことを憶えている。
世界的なピアニストが来日され、シン フォニーホールで「チャイコフスキー」の「ピアノコンチェルト」を演奏するというので聴きに行ったことがあるが、その演奏が始まってからしばらくして、い つの間にか眠ってしまい、気が付いたらエンディングの部分だったという体験もあり、あれほどリラックスしてスヤスヤと居眠りしたのはないという忘れられな い思い出もある。
深い交友関係にある人物のお兄さんの訃報があった。スタッフに「特別に」と頼んでおいたが、今年の私の誕生日はお通夜に参列ということになった。