2013-03-15

思い出したこと  NO 3221


 足が冷える兆候があるところから入浴が欠かせないが、今日も真向かいの銭湯へ行った。今日の温めの湯は「薬草湯」で、ドクダミ、ビワ葉、イチョウ葉、クマザサエキスなどが入っていると掲示されていた。

 少し年上の常連客と会ったが、その人物とは同じ頃に互いが手術入院していた不思議な縁があり、銭湯で再会出来たことを喜び合ったことが懐かしい。

冷えのことを話したら養命酒を勧められた。最近のテレビのCMでは「薬用養命酒」とコメントされているが、昔のCMでは「強壮 滋養 薬用養命酒」で、確か「藤田まこと」さんがCMを担当されていたと時代があると記憶している。

  東京で行われた「藤田まこと」さんの「偲ぶ会」は弊社が担当させていただいたご仏縁があるが、昔のテレビ番組で爆発的人気の高かった「てなもんや三度笠」 の舞台で、緞帳前でいつも藤田さん「あったり前田のクラッカー」というCMを担当されていた関係からか、参列者の皆さんに前田製菓さんから「お供養」が提 供されていたことを思い出した。

 話を戻すが「養命酒」を中学生の頃に親から無理矢理に飲まされたことがあり、その時の強烈なインパクトのある味は今でも記憶に残っており、効能が期待出来るとしても飲む勇気はないので困ってしまう。

 中学生という未成年者に「酒」を飲ませる親とはびっくりだが、きっと弱々しかった私の将来を考慮したからだろうとは思っている。

 現在の病的な偏食の原因も、振り返って考えてみれば栄養があるからと嫌いな物を無理強いして食べさせられたことかもしれない。

 そんな体験からすると、教育とは無理強いすることではなく本人に納得させることが重要で、最近に問題になっている体罰事件にもつながるような気がする。

 銭湯には様々な幸せの光景がある。幼い子供を連れたお父さんもあれば、孫を伴われて嬉しそうなお爺ちゃんの姿も見る。私も初孫が大阪にやって来た時に銭湯へ連れて行ったことがあるが、その時に冒頭の温めの湯に入れて「ぎゃあ!」と泣き叫ばれて驚いたことがあった。

 何が起きたのかと確認したら、湯の循環のために存在している床の吸水口に足を吸い付かれていたからで、それからそこには二度と入らないようになって逃げ回るようになってしまった。

 今でもその吸水口が存在しているが、「薬宝湯」のような褐色の場合には底が見えず、吸い付かれてから<そうだった!>と気付くこともあり、その度に孫との出来事を思い出してしまう。

 弊社の式場の「西館」には銭湯セットの用意もあり、歩いて1分のところに2軒の銭湯が存在しているところから結構ご利用されているようだ。ご遺族やご親戚の方々が「お通夜のご記憶」のひとこまとなればと願っている。
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