2013-03-23
懐かしい思い出 NO 3229
昨日、歩いていた時、前方から自転車に乗られたお寺様と会った。目が不自由になりつつあるところから近くに来られるまで何方かが分からず、声を掛けられたところでやっと「お久し振りです」とご挨拶を申し上げた。
「太っ たなあ」と驚かれたので<やはりトトロ体型?>と反省したが、そのお寺様は90歳近くになられていたのにお元気そうではるかにお若く見えるお姿にびっく り。胃を手術されたそうだがご読経の為に腹筋を鍛えなければならないと、カラオケに挑戦されていると笑っておられた。
古くから息子さん達ともご仏縁があり、毎年1月の5日に青山高原近くのゴルフ場でコンペを企画され、上本町集合で近鉄特急を利用して行くのが恒例となっていた。
ある年、ご一緒した人物の鍛えられた足を見てびっくり。電車の中で向同士に座ったので目に留まったのだが、<競輪の選手?>と思っていたら、その人物がプロ野球の現役選手だったことを知った。
一緒にラウンドしたが、やはり飛距離が凄く、50ヤードぐらいはオーバードライブされていた。
もうあれから随分と齢を重ねたが、今年のWBCの中継を観ていたら、その方がコーチに就任されていたことを知って懐かしく思った。
息子さんと夏の暑い時期にご一緒して、面白いことがあったのを憶えている。その日は陽射しが強く、横の縞模様のシャツを着られていたのだが、大浴場の脱衣場でみんなが驚くことに。身体が石鯛みたいに縞模様に日焼けしていたからだった。
大阪のお寺さんは31日を休日とされていることが多い。ご命日に檀家さんを訪問されるのだが、31日のご命日は年間に7回しかなく、前日の30日に振り替えておられるケースが多いからである。
そんなところから、年末の大晦日の日に奈良県のゴルフ場へご一緒したことがあった。その日はセルフプレーとなっており、更衣室や大浴場も使用出来ない事情 があったが、料金が特別に割り引かれていたので結構人気があり、厳しい寒さの中で徐々に遅れ出し、最終ホールに行ってみたら、そこに3組が待つ状態になっ ていた。
順にプレーが進み、やがて我々の組の番になった。打ち下ろしの370ヤードぐらいのホールだったが、右の池からフェアウェイに斜めに走る段があり、そこを先の組の人達がセカンドショットを打ち終えて歩き始めた時だった。
「もう打っても大丈夫では?」と後ろの組の人の声。オナーは私だったが「まだ危ないですから」と返すと、「あそこまでは飛ぶことないよ」と言われた。
「万 が一を考えていますから」とやんわりと返したが、内心は腹立たしい思いもしていた。こんなケースでおかしなショットを打てばそれこそ何を言われるかと覚悟 しなければならないが、プレッシャーに強いプラス思考の性格。そして落ち着いてティーショットをしたら、信じられないような感触が。ボールは前の組の人達 がセカンドを打ったはるか前方に落ちることになった。
「すみません。失礼を言いました」と後ろの組の人の謝罪の言葉。息子さんとお父さん が打ち終わって歩き始めてしばらくした時、「プレッシャーに強いですね。スカッとしました」と息子さん。それに続いてお父さんが「私だったら言葉に耐えら れなくて打っていたでしょう」と笑っておられた。
もうあれから30年近くの月日が流れた。私にゴルフを勧めてくださった方も阪神淡路大震災の年にご逝去されてしまったが、イギリス留学で学ばれた本当のゴルフを教えてくださったことに心から感謝をしている。