2013-03-24

感謝の合掌  NO 3230


 深いご仏縁に結ばれるお方のお通夜に参列。享年102歳というこれまで見事に生き抜かれた人生に手を合わせた。

 お寺様は遠方からご来臨。準別格本山という格式のあるお寺。お控室にご挨拶に参上したら3名の方が来られており、若いお寺様の先々代様の寺葬をご本山で担当させていただいたご仏縁もあり、懐かしい思い出が蘇えった。

 独特の「法儀」が進められる場合があり、スタッフ達に過去に私が担当させていただいた記録映像を確認するように命じておいたが、初めて知りましたと驚いていた。

 私の友人のお兄さんがご当家と特別な関係があり、過去の合同社葬に参列されていたことを思い出し、友人に伝えたらご弔問に来られており、感謝のお言葉を頂戴した。

 一昨日、これまでにない記録的な歩数からか、昨日から脹脛が痛くて参っている。何事も「程々」という言葉があるが、朝を迎えて痛みを感じてから後悔するのだから情けない話。往路は電車で、帰路は会社の車で送って貰った。

 ある警察署で空の柩を火葬場でご遺族へ引き渡し、お骨揚げの際にお骨がなかって発覚するという信じられない事件が報じられていた。ご遺体は安置室で発見されたそうだが、「思い込み」もこんなケースでは罪が深く、遺族が二重どころか三重に悲しまれるのでお気の毒だ。

さて、遠い所に在住している塾生から宅配便が届いた。中を開けると一冊の本と手紙が入っていた。彼女が採り上げられた本だが、裏表紙に写真があったので懐かしく感じた。

 手紙には依頼を受けて生前葬を担当し、お客様から司会者冥利に尽きる有り難い感謝のお言葉を頂戴したそうで、心から「よかったね」と手を合わせた。

  生前葬は芸能人ならそうでもないが、普通の人が大阪弁で言う「いちびった」考え方で行ったら笑われてしまう。選挙の立候補者みたいに襷を掛け、そこに「故 人」とか「本日の主役」なんて書いていたらそれこそ物笑いの種。これまでの人生で出会った皆様に感謝を伝える会と考えるなら賛同を得るが、笑われた人を何 人も知っているので残念ではないか。

 アドバイスを求められて提案申し上げたら、全員が「相談をしてよかった」と言われたが、勝手な思い込みでホテルと相談して決行したら、後で嘲笑されていることを知って後悔したというケースもあった。

 アドバイスの中で重視したいことが幾つかあるが、如何に感謝の思いを伝えるかと言うことと、本当に死去した際の葬儀の「あり方」を発表し、出席者に証人になっていただく発想も大切にしたい。

  社会で生前葬と言う言葉が認識されたのは「水の江滝子さん」が行われたことからだが、プロのアドバイスも受けずに行ったら笑われるのは当たり前。「葬」と いう言葉の意味を真摯に考える謙虚な姿勢こそが需要で、それを無視したり忘れた素人判断は「後悔」を「公開」することになるだろう。

 一緒に贈ってくれたお菓子があったが、トトロ体型の現在に甘いものは禁物。かわいいお菓子を見ながら「有り難う」と西に向かって手を合わせた。
久世栄三郎の独り言(携帯版)
携帯で下のQRコードをスキャンするか
 または
携帯に下のURLを直接入力します。
URL http://m.hitorigoto.net