最近の世の中はおかしなことが多い。柔道界の一連の問題で呆れている人達が多いと想像するが、神輿を支える人達が自分の保身で行動するとは情けない話。命終の際に自身の過去を振り返って後悔しないように願ってしまう。
山梨県甲州市のある消防局で発生した問題で、上司が採り上げないところから業を煮やした人が内部告発で訴える行動に出たところ、職員全員に携帯電話の履歴の確認をして犯人捜しを行ったが、それが物議を醸して消防長が辞任した報道があった。
こんな時代錯誤の権力者の暴挙が「公」の世界にあるとは信じられず、命じられて行動に至った人達の情けないサラリーマン根性に腹立たしい思いを抱かずにはおられなかった。
常識的に間違っている、また人道的に誤っていることに対して「おかしい」と言える社会でなくては将来に希望も夢もなく、考えなければならないレベルでは十分に議論すべきだが、こんな基本的なレベルの低い問題は表面化するだけで羞恥であると伝えたい。
電気のプロである筈の東電で発生した停電問題はお笑い以下のレベル。大変な事故で多くの被害者が存在するのにこの体たらくとは情けない。トラックの荷台に仮設した配電盤と知ってこの会社にますます不信感を抱いた。
キプロスの銀行預金者の9.9パーセント徴収が否決されたが、今度は高額預金者だけが対象になるような提案が出て来た。逼迫した国家財政の状態を顕著に物語る出来事だとは思うが、膨大な国債を発行している我が国がそうならないように願っている。
さ て、我が大阪でも不可思議な出来事が報じられていた。昨年の職員に対するアンケート調査が問題になり、数日後に撤回されて結果を確認することなく廃棄され たが、労働組合側が市側に対する問題提起を委員会に行い、その結果が市側の誤りと指摘されたのだが、昨日の朝の会見で「受け止めます」と謝罪発言をしてい た橋下市長が、夜になったら方向転換を発表したニュースにびっくりした。
あくまでも想像だが、労働組合側が喜びの発表をしていた光景が流れたことが気に障ったようで、彼の考え方らしい「勝負」に出たのではと憶測してしまう。
朝の会見のニュースでは、そんなイメージは一切なく、それこそ政治家が多く用いる「真摯に受け止める」ような「姿勢」だったのに、ことが「市政」に関する ことから急転したのかどうかは不明だが、この事件は歴史に残る「朝令暮改」的な出来事として語り継がれるだろうし、市長の若さが出てしまったように思えて 残念だった。
夕方からヒルトンプラザで打合せがあり、コーヒーの低価格にびっくりした。過去に東京のあるホテルのティーラウンジでメ ニューを見たら、コーヒーと紅茶が「3500円」だったので衝撃だった。当時はこれに税金とサービス料を伴ったので1杯「4200円」となるのだから信じ られない世界。さすがにそれを注文せず、「1800円」のコーヒーにした。
そのホテル、外資系との提携を解消し、独自の戦略で進み出しているが、当時にお会いした支配人が外国の人で、日本語が通じなかったので困惑したのが懐かしい。
日本のホテルはブライダルやパーティーなどバンケット部門に力を入れる傾向があった。外資系との提携で、その売上までロイヤリティーの対象になることが理解出来ず、なぜ宿泊だけの契約にしないのだろうかと疑問を抱いてきた。
最近はブライダルの形式にも変化が生まれ、社長交代でパーティーを開く企業も激減しており、どこのホテルでもバンケット部門が厳しい現実がある。そんな隙 間に「お別れの会」や「偲ぶ会」への積極的な取り組みが始まったのだが、ホテルが得意とする「おもてなし」だけでは何かがおかしいという方々が増え、それ も今後は激減すると断言する。
過去に様々なホテルでの「告別献花式」をプロデュースして来たが、それは私だけのオリジナルな世界。参列された方々のご体感から口コミで広がった歴史もあった。
これまでに何度か書いたが、ホテルの語源はラテン語の「ホスピターレ」で、そこにサービス業の究極として「ホスピタリティ」という考え方が存在するが、最 も「ホスピタリティ」を必要とされるのはお悲しみの方々で、それを忘れた儀式もない「偲ぶ会」や「お別れの会」に意味がないと気付かれ、無駄ではないのか という意見が増えた背景がある。