2013-04-30

振り返って  NO 3270


 昨号で触れた猪瀬東京都知事の失言問題、誤解されているなんて言い訳をされていたが、想像以上に深刻な問題と理解されたようで、撤回と謝罪という顛末となった。

 訪露中の安倍総理がトルコを訪れる予定だそうだが、この問題が何かと影響する複雑で微妙な問題を孕んでいるようだ。

 自治体のトップが宗教の問題に触れるのは基本的なタブーである。こんな初歩的な部分で失言をされるなんて信じられない話だが、自身の立場を見失ってしまうと何処かで本音が出てしまうもので、謙虚と礼節という言葉を忘れないように考えたい。

 一日に3本のコラムを発信することは大変である。つい誰かの犯した問題を追及してしまうが、知事や議員とは言葉に神経を遣わなければならないし、責任を感じて貰わねばという思いが駆らせるのである。

  一昨日の日曜日、夜に歩きに出掛けた際、咽喉が乾いたので友人の割烹でお茶を所望しようと立ち寄ったら、男子プロゴルフで優勝した松山選手のことが話題に なった。久し振りにドラマみたいな最終日を見た思いがしたが、彼は常人ではない強さが秘められているみたいで、今後の活躍に期待を寄せる。

 友人の義父が78歳からゴルフを始め、それから6年経過した現在は生き甲斐のようにコースへ出掛けられているそう。「やりたい」「行きたい」という「たい」の欲望は大切で、足の痛みを通り越しても挑戦したい意欲を見せられていると聞いて拍手を贈りたくなった。

 なぜもっと早くから始めなかったのだろうかと後悔されているそうだが、トーナメントのテレビ中継をご覧になる度にその会場コースに行きたいと仰るのだからお元気であり、これからもあちこちのコースに挑戦されると拝察する。

 さて、昔の講演の資料を調べていたら、こんな発想をしていたのだと懐かしく思い出したこともあったし、現在の業界のことを20年以上も前に予見していた事実もあってびっくりした。

 それらは30年前に書いた小説の中にも出て来るが、それは的中して欲しくなかった現実で、我が業界だけではなく社会の将来に憂いを感じるこの頃でもある。
久世栄三郎の独り言(携帯版)
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