2013-08-08

サプライズ  NO 3361


 検査に備えて朝食を摂らずに待っていると、11時前に案内があり3階の検査室まで行った。

 途中にある採血コーナーに何度か行った過去を思い出して懐かしく思ったが、今日も多くの患者さん達が7か所の窓口で受け付け整理番号を確認しながら待っている光景が見られた。

  超音波を担当くださったのは男女2人の医師だが、始めは男性医師のアドバイスを受けながら女医さんが担当。「もう少し左。そこ」なんて会話が耳に入るので <大丈夫?>と思いながら受けていたが、「息を吸って。はい止めて。楽にして」と掛けられる女医さんの声が伝わり難く、時折に逆のことをしてしまって固 まっていた。

 やがてバトンタッチがあって丁寧に診察くださったが、思ってもみなかったことも発見され、今回の入院でまた命を拾ったような気がしながら、病気と寿命は別という言葉を再認識した体験となった。

  アルコールの摂取を止めれば全て解決というものだが、昔からあまり飲めなかったので止めることは簡単。ただ、最近になって風呂上がりのビールが美味しいと 感じ始めた矢先だっただけに少し心残りが。しかし命とどちらを選択するかと考えれば余地はなく、これから与えられた余命でやらなければならないことに向 かって行動しようと思っている。

 部屋に戻るのに5回まで階段を通り、そこから部屋のあるフロアまでエレベーターを利用したが、数えた階段の数は52段だった。

 昨日の号で廊下1周が「270歩」と書いたが、それは遠回りをしない経路の場合で、今日、夕食後に確認したら1周で「350歩」もあった。

 昼食、夕食のメニューに嫌いな物がいっぱいあるが、それらを除いて野菜類だけは出来るだけ食べるように努力し、こおれまでには考えられなかった具の入った味噌汁の出汁だけは口にした。

  嫌いな物を前にするだけでも「行」みたいに感じる偏食なので困ってしまうが、退院したら好きな物が食べられると思うと嬉しくなり、その日を楽しみにしてい たら、夕方、医師が来室されて今日の血液検査と超音波検査の結果から「明日に退院」というサプライズがあったので喜んでいる。

 思えば救 急外来から入院することになったが、医師や看護師さんに恵まれてラッキーだったように思っている。患者が医師や看護師さんを信頼出来なければそれこ最悪で 悲劇だが、自分の専門分野以外は全てプロとして全面的に信頼して任せる性格から、過去の長い入院生活でも耐えられたのかもしれない。
久世栄三郎の独り言(携帯版)
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