2013-08-13
過去の入院から NO 3365
今日も医院へ行った。もうすぐ「お盆休み」で休診となるので少しでもおかしな兆候があれば診察を受けることにしているからだが、「臆病」という言葉の文字に「病」があることが面白い。
医院や病院ばかり行っているので友人達から呆れられているが、過去には仕事で随分と無理をした歴史もあり、このように「この世」に存命しているだけでも不思議と言えるかもしれない。
確か8年前のことだと記憶しているが、忙しくて日に2食という日が続き、徐々に体力が弱り、微熱まで出て来て大変なことになった出来事があった。
食欲が全くなくなった頃には食事をすると咽喉から胸の辺りで「砂時計」状態が生じ、その兆候が酷くなる一方で、水を飲むのにも激痛を感じるようになってしまった。
その間、ずっと医院で点滴を受けていたのだが好転せず、ある日仕事に行こうと本社の行ったのだが、もう立っていることも大変となり、咽喉の痛みを強烈に感 じ始めたので近くの耳鼻科に飛び込んだら、咽喉を見られた先生が「う~ん!」と驚かれ、「ちょっと気持ち悪いけど我慢してね」と鼻から内視鏡で確認されて 数枚の撮影をされた。
「すぐに大きな病院へ行かなければなりません」と写真を画面で見せながら説明をされ、「大至急に紹介状をよういするから」と仰った。
「警察病院か赤十字病院のどちらが良いですか?」と質問されたところからどちらが綺麗ですかと返したら、「赤十字病院の方が新しいですよ」と言われたのでそちらに決めた。
そんな経緯で黒服のままタクシーで赤十字病院へ急いだが、さすがに車内で黒ネクタイだけは外した。
病院の耳鼻咽喉科の受付に紹介状を提出したのは午前11時頃だったが、待合する場所には80人ぐらいの人が座っており、待たされることを覚悟しながら空いていたベンチシートに座った。
微熱だった状態からだんだん酷くなって意識朦朧という状態にまでなった。そんな状態で何時の間にか眠ってしまったようで、何か名前を呼ばれた感じがして目を覚ました時には待合室が閑散としており、壁にあった時計が午後5時半を示していた。
看護師さんが確かに私の名前を呼んでいる。しかし立ち上がることも出来ない。手を挙げて存在していることを知らせると只ならぬ様子から車椅子で迎えに来てくれ、診察室に連れて行ってくれた。
考えてみれば朝から何も口にしていない。水さえもである。医師は先に受けた耳鼻科の先生と同じように驚かれ、同じように内視鏡で確認された。「これは入院です」と言われて黒服のまま入院。
そこから原因不明の状態で点滴だけの闘病生活を強いられた。毎日「採血」が行われているが、午後6時過ぎに来室される先生が深刻な表情で「原因が不明刃なのです」と言われるので「喉頭ガンか食道ガン?」なんて最悪のことも覚悟していた。
そんな状況が一変したのは入院してから4日目のこと。来室された先生が「原因が判明しました。今日から治療に入ります。劇的に回復すると思いますよ」と仰ったので驚いたが、その病名にもっと驚くことになった。
「あなたは栄養失調に陥っています。鉄分と亜鉛不足の兆候です。今から点滴にそれらを加えますから5日ぐらいで回復するでしょう」
説明によると、鉄分や亜鉛が不足すると弱い部分も炎症が起きるそうで、口内炎もその一つだと教えられたが、それから4日後、劇的に回復することになり退院。それは思い出すだけでも恥ずかしい病名だった。