2013-09-22

今こそ「あの世」の教育が  NO 3406


 イラクで自動車爆弾事件が発生して50人が亡くなり、ケニアのショッピングモールでは武装グループが銃を乱射したり手榴弾を爆発させ、多くの犠牲者が出たとのニュースがあったが、店内に立てこもっているというので犠牲者が増えるかもしれない。

 宗教の異なりや思想の違いから武器で攻撃を仕掛ける事件が目立って多いが、宗教には「来世」の存在を説くことが多い筈で、なぜこんなことが起きるのか理解に苦しむ人達も多いと想像する。

「こ の指止まれ」的に誕生した考え方が、5人も集まれば一つの宗教と化すと言われているが、「信じなければ来世が恐ろしいぞ」と強迫することで信者が増えるこ とから、それを信じさせるシナリオの存在が必要となり、やがて「あの世」の物語に至ったと解釈されるが、他人を攻撃して来世で幸せになれると煽る宗教だけ は絶対に理解不可能である。

 あちこちの空港に「祈祷室」が設けられているが、清潔を保った床に敷く物やメッカの
方向を示す表記も存在しているようで、イスラム系の飛行機の座席にセットされている画面には、いつもメッカの方向を示す矢印が出ている対応をしているケースもあるし、日本の航空会社系のホテルでは客室にその対応を始めたニュースもあった。

  過去にマレーシアのイスラム系モスクに入らせて貰ったことやドイツのキリスト教会で行われていた集いに参加した体験もあるが、そんなことから学んだことは 他人が信仰する宗教を絶対に否定しても無理なことと、どんな宗教でも一心不乱に信仰されている姿は美しいということで、裏を返せば人間の弱さを物語ってい るとも言えるような気がする。

 割烹をやっている友人がいるが、彼のお母さんの葬儀を担当させていただいた時に感銘したことがあった。そ れはナレーションについて取材をしていた時に知ることになったことだが、お母さんは、毎日早朝に起床され、「今日も目覚めさせていただいて有り難うござい ます。子供達が健康で他人様に喜ばれる仕事が出来ますように」と祈られることが日課の始まりで、ずっと続けておられたという事実からだった。

 彼の兄弟は多いが、全員がお母さんを尊敬され、それぞれが見事に仕事の世界で活躍されているが、それらはお母さんの姿に大きく影響を受けたように思っている。

 そのお母さんから学ばせていただいたことは、感謝することが宗教の原点であること。他人様に喜んでいただけるように努め、他人様の存在を慮ることこそが正しい人格を形成し、他人様を攻撃する宗教なんて絶対におかしいとなるではないか。

 シリアで化学兵器が問題になっているし、我が国でも一宗教が同じ過ちを犯した歴史があり、世界中を震撼させたのは記憶に新しいが、宗教や思想の異なりから戦いすることだけはするべきではない。人間には動物の世界にはない「言葉」というものがあることを忘れないで欲しい。
久世栄三郎の独り言(携帯版)
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