2013-10-23
不思議な日 NO 3438
区役所からの郵送物が届いており、手続きが必要だったので傘を差して区役所に出掛けた。
10分ほど待たされることになったが、手続き書類は問題なく完了。玄関を出て郵便局との間を歩いていたら、裏側にある駐車場前の歩道におかしな物が落ちて いる。目が不自由ではっきりとは分からなかったが、長方形タイプの財布のように見える。そのまま拾って後で誤解をされたら困るので、誰かに確認して欲しい と周囲を見たら、30メートルぐらい離れているが歩いて来られる女性の姿があった。
その方に拾って貰って確認したら、間違いなく財布で、中には現金の他にカードが10枚ほど入っていた。
すぐに警察に届けましょうとなって区役所の真向かいにある生野警察署に向かった。落し物の拾得窓口を教えて貰って事情を伝えたら、女性の担当者が白い手袋を嵌めてから中身の確認を始めた。
クレジットカードが数種類に郵貯カードや銀行のキャッシュカードまで入っている。担当者はこれなら落とし主がすぐに確認出来ますと言いながら、届け出に関する書類を作るので掛けて待つように指示された。
同行した女性は眼科からの帰りだそうで、互いに目が不自由なことは「鬱陶しい」と慰め合っていたら、担当の女性が書類を手に「さっきより5円増えました」 と説明してくれた。その「5円」はお守りの中の入っていたそうで、続いて拾得者の権利について説明を受けたが、私は放棄するのでこちらの女性にと伝えた。
そんなところから書類の書き込みは女性の方がされたが、住所と名前ぐらいはと言うので名刺を担当者に渡し、「落とし主が見つかったら『「気を付けなさいよ』と伝言を」と頼んでおいた。
外は雨が降り続いている。拾得者となった二人は偶々同じ方向へ帰るみたいで、途中までご一緒した。
杖を手に歩いているので事情を聞かれ、大病を患ったことを伝えたが、姿勢がよいので杖がなかったらそうは見えないと言われた。
それではお身体に気を付けてと別れたが、その方の住所も名前も聞かなかったし、私も病歴以外は言わなかった。
小さな傘だったのでかなり濡れて自宅へ戻ったが、玄関の扉を開けると同時に携帯電話がブルブル。会社からの電話で、警察から落とし主が見つかったという電話があったそうなのでホッとした。
着替えて食事をしていると電話が鳴った。我が家の電話は相手先の地名をアナウンスしてくれるが、「東京からです」と言うので誰だろうと思いながら出ると、 相手さんは想像もしなかった人物だった。「私、**です」と仰る方は、過日に秘書の方に手紙で内容を託した自民党の重鎮で、元官房長官の現役議員さんだっ た。
「拝見いたしました。感銘を受け心しておきますのでご期待を」というものだったが、我々葬儀社が「飲酒運転撲滅」「命の教育」「あの 世の教育」をはじめ、「病院船」や「火葬船」の重要性考えて提唱している問題だが、私の思いはアメリカが「世界の警察」的な発想をしているなら、我が国は 「世界の救急車」を発想するべきと考え、憲法改正や防衛問題の前に、政府がそんな行動を世界への外交として行動してほしいと願っているものである。