2013-12-30

司会のこと  NO 3494


最 近は変な夢を見る。今朝方は時代劇の中でマイクを手に司会をしている変な内容。ミスをしたら死で償うように刀を腰に差しているのだが、それが不思議なこと に鞘に収まっていない状態。白刃のままというのだかたらその先のシナリオが浮かばない。どうしてこんな夢を見たのかは分からないが、司会という光景が面白 い。

司会とは責任が重いし、時には命がけというケースもある。所謂その筋の関係となれば順位を間違ったら大事になる。昔に誰もが知られる組の合同葬を担当したことがあるが、そこはまさに男の世界。高倉健さんや菅原文太さんの映画とは全く異なる本物の世界があった。

全 国から組長さんが300人以上も参列されるお通夜を担当したこともあった。世話人として仕切っておられる方々には「風紀」という腕章が付けられているので すぐに分かるが、その責任者の方が開式前に何度か私の所へ来られて「マイクを貸して」と言われ、関係者の呼び出しをされていたのが印象に残っている。

そんなケースのある葬儀での出来事。執行委員長をされていた人物が急病から病院へ行かれてそのまま入院。葬儀式の終了に関する執行委員長挨拶を急に代行させられることになった。そこでイメージを重視して担当したら大好評。「組関係専門の司会者か?」と質問されて困惑した。

司会者が仕事をしている間はコンダクター的立場であるところから責任重大と考えるべき。総理大臣、閣僚や大企業のトップや役員さん達が参列されていても「起立」「着席」「黙祷」なんて命じるアナウンスをやっているからだ。

普通なら絶対に許されることではない筈で、その意味を理解して臨むべきだろう。

多くの司会者達に指導して来た歴史があるが、開式前の「起立」「黙祷」には拘りを指導伝達してきたもの。「恐れ入ります。ご起立くださいませ。黙祷を捧げたいと存じます。黙祷」
なんてやりかたでは絶対駄目。儀式として重くするべきと教えて来た。

お通夜を始める場合、「ご祭壇に飾られたご遺影をご覧くださいませ。皆様が初めて故人とお会いされたのは何時のことでしたか? ご最後にお会いされたのは何時のことでしたでしょうか? その時、どんなお言葉を交わされたのでしょうか?」

そんな呼び掛けアナウンスをしてから黙祷や合掌をすれば意味が異なって来る筈だし、それなくして「黙祷」や「合掌」をやっている司会者は一流ではないと言えるだろう。
久世栄三郎の独り言(携帯版)
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