2014-03-17
こんなことも NO 3580
ア メリカのニューヨーク州で、偶然が重なるとこんなことがという出来事が報じられていた。幼稚園の通園バスに間違って乗車してしまった5歳の女の子が、到着 した別の幼稚園で降りたところ、その幼稚園では当日に一人の新入園予定の子供があり、その子だと思い込んでしまったという背景があった。
結 果として、その女の子は夕方までいつもと違う幼稚園で過ごすことになり、子供がバスで帰ってこないところから不審に思った母親の行動からその事実が突き止 められ、無事に引き取ることが出来たのでよかったが、偶然が織りなす出来事は時に信じられないことを起こすものである。
さて、私の長年の葬儀という仕事の経験にあって、忘れられない出来事があった。もう随分と昔のことだが、ある葬儀を担当して大阪で一番大きい火葬場に入場したのだが、随行していたハイヤーとマイクロバスが式場へ戻るために出発出来ない問題が発生していたのである。
マイクロバスに乗られていた方々の人数確認は合致していたが、喪主さんとお寺さんと一緒に乗られていた葬儀委員長さんが行方不明で、何処を探しても見つからず、仕方なく私が残りますと伝えてハイヤーとマイクロバスを出発させた。
も しも見つかったらタクシーを手配しようと考えていたのだが、事態が急変したのは火葬場の事務所に掛かって来た一本の電話。葬儀委員長と書かれた胸章を付け られた方が、別のマイクロバスで隣接する市の式場に行かれていた事実が発覚。同時間に4軒の入場があり業者の確認をしようと電話を掛けてくれたそうだが、 行方不明で探している私の存在を知っていたところからその事実を伝え、私がタクシーでその式場に迎えに行くことになった。
委員長さんはご高齢の方で、ちょっと新しい記憶について問題があったことを後で知ったが、それから数年後にその方の葬儀を担当させていただいた時、同じ火葬場だったので、帰路に「その節は有り難うございました」と喪主さんからお言葉があった。
ご 高齢になられると様々な問題が生じるのも事実で、ある自宅で行われていた葬儀で100人ぐらいおられた会葬者の中に「葬儀委員長」という胸章を付けられた 方がおられたので驚き、すぐにスタッフに確認に行かせたら、ご本人は半年ほど前にご近所の葬儀で委員長を務められた方で、それを付けた略礼服のまま参列さ れていたのである。
そうそう、葬儀委員長という責務は全国の監修からすると様々で、故人の生い立ちや為人を語るところもあることも知って おきたいし、それを導師が引導の中で触れられる地方もあるが、神道では斎主が「告別詞」の中で触れられることが多く、そんなケースでナレーションを行う場 合には内容が重ならない配慮が重要で、私が創作したオリジナルバージョンが全国的に拡がっている歴史もある。
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