2014-03-23
「風」と「旋風」 NO 3586
一 昨日の「独り言」で東京の日比谷公園で発生した強風による飛ばされたテントの被害について書いたが、今日も岡山県で行われていたイベントで突風が吹き、飛 ばされたテントで9人の人が負傷したニュースがあった。本当に強風とテントの問題は想像以上に恐ろしく、この仕事に携わってからの悩みの種だった。
対 策として20キロぐらいの錘を4本の柱にセットするようにしていたが、自然の猛威は衝撃的なレベルになることもあり、お通夜の終了後に「飛ばされました」 とか「倒れました」というご当家からの電話で走ったことが何度もあったし、いつも天気予報を確認しながら、強風が予想される場合には一度片付けることも少 なくなかった。
最も避けたいことは被害者を出すことで、台風が大嫌いというのはそんな背景があったからだ。
数年前、滋賀県のお寺で行われていた葬儀でテントが突風で飛ばされ、直撃を受けた人が亡くなられた不幸な出来事がニュースにあったが、イベントを企画される場合にはテントの恐ろしさを理解され、最悪の想定をされるべきと伝えたい。
さ て、今日は、大阪市長選挙の投票日。前回の市長選挙は知事とのW選挙で活気が感じられたが、今回は信じられないような静けさ。期日前投票も前回の5割を 切ったというニュースもあったが、朝から投票所となっている小学校の体育館に行くと、これまでの選挙の雰囲気とは異質の会場空間みたいで、投票者がちらほ らという状態だった。
受け付けの女性に「静かですね?」と言ったら「そうなのです」と返されたが、立会人を務められている地域の役員さん達にも言葉を掛けたが、「こんなの初めて」と言っておられた。
帰 路に喫茶店に立ち寄ったが、常連さん達もそんな会話が目立って多く、「今回は行かない」「白紙票を投じる」なんて発言が多く、かなり投票率が低いと考えて はいたが、予想以上に低い数字の23.59%となった。橋下氏が再選となったようだが「旋風」が止まったことは否めないようだ。
本を読むのも天眼鏡が必要なので難渋しているが、そんな読書タイムの中で興味深い内容が目に留まった。「米寿」でも知られる「米」という文字は「八十八」であり、お遍路さんを象徴する四国の八十八箇所巡りも「米」につながる「食」の意味もあると書いていたからである。
「金剛杖に菅笠という昔ながらの巡礼の姿で、お大師さん、お大師さんと唱えながら菜の花畑を歩まれる光景が目に浮かぶ季節です」
そんな司会の言葉を思い出したが、「八十八夜」も「二百十日」も「立春」から数えてのものだが、もうすぐ桜の花が咲く春を迎える。そしてそれを過ぎると初夏から夏に入るが、猛暑だけは御免である。