2014-04-22

ニュースから  NO 3614


大 型の2階建てバスが、名神高速道路で中央分離帯を乗り越えて反対車線の対向車と衝突した事故のニュースに驚かされた。原因は運転していた人物の居眠りとい う報道もあったが、反対車線にいた車の人達がさぞかし驚かれただろうと想像する。しかし何よりの驚きは、その事故の8時間前にも長野県内で追突事故を起こ していたことが判明していたかrである。

また30代の男性が高齢の女性に衝突する事故が発生。飲酒運転と指摘された際に「飲酒運転はしていない。酒が残っていたかもしれないが」と弁明したそうだが、前日の深夜に飲酒して早朝に運転しても飲酒運転となることぐらいは常識である。

盛り場の駐車場で朝まで仮眠して車で出社するという横着な人もいるが、過去に警察の副署長が朝のスーパーの駐車場で物損事故を起こし、調べたら深夜まで飲んでいたことが判明したこともあった。

事故を起こしてから後悔をしてもどうにもならない。そこには「被害者」と「加害者」という問題が生じており、そんな行動をする人達は余りにも無責任で、ハンドルを手にする資格はないと伝えたい。

交通事故の被害者のお通夜や葬儀を何回も担当した歴史があるが、その式場環境の重い空気は言葉で表現不可能な世界で、加害者に替わって参列される家族の姿を何度も目にしているので絶対に事故を起こしたくないものである。

「命を返してくれ!」「焼香しないでくれ!」など、ご遺族のやるせない怒りの言葉が飛び交う光景も何度か体験したが、それらは韓国の客船転覆事故の家族の思いも同じであると伝えたい。

海難事故で思い出したことがある。神戸と宮崎を結んでいた日本カーフェリーの船が衝突して水没したもので、昭和53年9月5日に神戸港を出港した「さいとばる」という6574トンの船だった。

台 風の影響で高知沖ではない第二基準航路である瀬戸内を航行した際の出来事で、深夜の1時過ぎに来島海峡で韓国船と衝突、亀裂から浸水が始まったところから 199名の乗客の退船が始まり、一人の負傷者もなく全員が避難。朝方に水没してしまった事故だったが、幼い子供達をボストンバッグに入れてロープで吊る し、ボートで待ち受ける人達に託した秘話もあり、乗員が避難訓練を何度もしていたことも功を奏したみたいで、今回の韓国の乗員とは対照的な思いを抱いた。

この「さいとばる」には乗船した思い出があり、複雑な思いを抱いたことを憶えているが、災難とは何時何処で遭遇するか分からないものである。

「さいとばる」の船長は、乗客と乗員の退船後、船内を見回って誰もいないか確認したと伝わっているが、過去の海難事故で沈没する船と共に命を絶った船長達の存在もあったことも知っておきたい。
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