2014-06-27

寂しい話題から  NO 3679


一昨日の号で写真を掲載した南生野温泉だが、私の幼年時代には別の場所に存在していた。現在の疎開道路の生野工業高校の信号を東に入り、すぐの路地を左に入った右側の場所にあり、戦争時代に爆弾が落ちて犠牲者が出たところから地元では「爆弾湯」との呼称もあった。

現在の銭湯の住所は生野西になるが、昔はこの辺りは南生野となっており、大阪市バスの11番路線が走っていた頃は「南生野3丁目」というバス停があり、その後は「生野工業高校前」に変わり、やがて赤バスが運転されることになったが、いつの間にか廃線になってしまった。

赤バスを利用したことはないが、生野区役所や桃谷駅に行く人達が利用され、料金が100円だったので歓迎されていたのに、どうも本当の赤字バスになっていたようで、再開されることはないようだ。

大阪市が大量に赤バスを導入した際に予想外に問題が発生して話題になってことがあった。次々に故障が出てしまって車体その物の欠陥まで論じられたからで、責任者がかなり追及されたと想像する。

赤バスは「なんでこんな所に?」というようなおかしな所で停車している不思議なことも少なくなかった。詳しい人物によると時間調整のために停まっているそうで、巡回経路が構築されていたので反対路線なら随分と所要時間を要することになったそうだ。

近鉄の上本町駅にある新歌舞伎座のチケット売り場の東側にバス停がある、これも赤バスみたいに循環している路線で、警察病院、大阪赤十字病院、桃谷駅などを経由するので見舞客や検査を受ける人達の利用が多い。

あ る時、病院の検査が午後からだったのを勘違い。午前中に行って自動受付機に診察券を入れたら、そこで午後ということが判明。しかたなく近鉄百貨店で時間を 過ごし、昼食を済ませて病院へ向かったら。偶々そのバスが発車するところだったので利用したが、次の停留所が目的の病院だったので助かった。

全国で赤字経営となっているバス路線の廃止問題が起きている。自治体がコミュニティバスを走らせているところもあるが、病院通いの高齢者にとっては唯一の移動手段ということもあり、社会は高齢者に優しくありたいものだ。

今年になってからそんな問題が現実におきつつあるのが近鉄大和八木駅から五条を経て新宮を結ぶ奈良交通の路線バスだが、全国一長い路線バスとして知られている。

途 中に土津川温泉があるので立ち寄りたいと思っているが、このバスが廃線となったら誰かに乗せて貰わなければ行けなくなる。随分と昔から赤字だったのを自治 体や地元の補助金支援で存続して来ていたが、数年前の豪雨による甚大な被害の影響は大きく、通行止めになっていた区間もあって赤字が膨らんだ事情もあった ようだ。

このバスでしか移動できない高齢者の存在もある。病院へ定期的に通う人達の足がなくなれば大変である。存命中に一度は利用してみたい思いがあるが、それまで存続していることを願っている。
久世栄三郎の独り言(携帯版)
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