2014-07-20

旅券  NO 3900


マレーシア航空の問題が続くが、犠牲となった方々やご遺族の立場を考えると書きたくなってしまうのでご海容を。

撃墜されたとされるマレーシア航空17便は、オランダからクアランプールに向かうものだったが、「K?M オランダ航空」とのコードシェア便でもあり、オランダの人達が多数搭乗していたこともある。

軍事評論家の指摘の中に、上空を飛ぶ航空機には味方と敵方両方から信号で確認し合うのが普通で、味方ならその旨を返信して解決となるが、敵方の場合には返信されないことが多く、勝手に敵機と判断されて攻撃された可能性があるという意見もあった。

悲しくて寂しいことだが、事故現場に散乱している状況の中で、財布やクレジットカードを物色している人達もいるそうで、尊厳や冒涜という言葉を思い出すことになったが、ここでも「あの世の教育」が行き届いていない現実に哀れみさえ感じた。

国家間の複雑な事情が絡んでいるとしても、「悪いこと」「おかしなこと」に「悪い」「おかしい」と「言えない」「言わない」状態は異常で、どんどん混乱の世界へ加速してしまうことになるだろう。

こんな出来事やシリア情勢、カザ地区のニュース映像が流れる中、お笑いやバラエティ番組が流れている。確かに我が国は平和で有り難いが、少なくとも「おかしなこと」に「おかしい」と言える国家であって欲しいものである。

外国に出掛けるには国が発行する旅券「パスポート」が必要だが、日本の旅券の有り難さは外国へ出掛けた際の信用度で価値観を感じる。

ある内乱が起きてややこしい状態の国が発行したパスポートに「このパスポートを所持する物に迫害を加えたら軍を派遣する」と記載されていて話題になったことがあったが、我が国の発行するパスポートの表紙裏には次のように表記されている。

「日本国民である本旅券の所持人を通路故障なく旅行させ、かつ、同人に必要な保護扶助を与えられるよう、関係の諸官に要請する 日本国外務大臣」

「お願い意申し上げます」なんてイメージは一切なく、如何にも官僚的に事務的な文章になっているが、これらは世界各国でそれぞれに異なっているのだろうかと興味を覚える。

ヨーロッパは多くの国が接しており、国境の存在があるが、「EU」組織の構築によってそれらを通過する場合の対応も大きく変化したようである。

かつての冷戦の時代のことだが、大手旅行会社に勤務していた友人が添乗の仕事で東側の数か国を訪れた体験談を語ってくれたが、空港やホテルで誰かの視線を感じて監視されているように思えてならなかったというのが印象に残っている。

ちょっ と本線から外れてしまったが、何が言いたいかと総合的に結論すると、国際線の民間機に搭乗している人達全員がパスポートを所持されており、それを発行した 国家の存在があるということであり、武器を使用したらしい今回の暴挙は、最悪のシナリオであったと認識しなければならないのである。

今日の写真は戦争博物館。戦争が愚かな人間の過去の産物として展示物が増えないことを願ってしまう。
久世栄三郎の独り言(携帯版)
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