2014-07-22

思い出したこと  NO 3902


朝から定期的に通っている医院へ行った。最近に感じ始めた兆候を伝えると服用している薬の中の一つが変更されたが、効果があることを期待している。

待合い室には患者の方々が多い。高齢者に付き添って来られた方もおられたが、中で点滴を受けておられる間の待ち合わせが長いので大変みたいだった。

振り返ればこの医院に何度お世話になっただろうか。軽度の風邪の症状もあれば予想もしなかった大手術を受けることになったこともあった。

最近にご笑覧くださっている方々はご存じないので触れておくが、50代の後半の頃、俯せになって新聞を読んでいる時に腹部で心臓の鼓動のような感じがあり、先生の超音波診察を受けたら腹部動脈瘤であることが判明した。

大きな病院でCT検査の必要があると言われて撮影に行ったのだが、造影剤が全て入っておらず大失敗。あの時の激痛は今でも忘れられないほどだった。

担当技師や看護師さんが悲壮な表情で検査室に来られ、「申し訳ございません。失敗しました」と謝罪されたが、他人の失敗に対して怒りをぶつけない教訓を学んだところから、どうしたら早く治癒するかだけを考えて欲しいとお願いした。

診察室で医師や事務長まで来られて緊張される雰囲気があったが、上記の思いを伝えると不思議そうな表情をされたが、それが最善だろうというような処置を受けた。

左の腕が1.5倍ほどの太さになり、少し黄色くなっていたが、怒りを表わさないので事務長さんから「宗教者ですか?」と言われたので、宗教者なら怒りますよと返しておいた。

カラーで撮影される筈だったものが白黒となってしまったが、それを医院へ持参して事情を話したら「信じられない。医療ミスなのに怒らないなんて考えられない」と言われたが、そんな心情を貫くことになった背景に「ベンチャーズ」の逸話があったことは何度か触れた。

やがて大阪赤十字病院を紹介されて精密検査。担当くださった循環器部長の先生は「立派な腹部動脈瘤です。定期的に検査を要します」ということになったが、続いて次のように説明されて衝撃を受けた。

「日 常生活の中で机の角などに気を付けてください。前を歩いている人の肘が当たることも避けてください。野球やゴルフでボールが当たることも気を付けてくださ い。あなたの検査情報は当病院のコンピューターに入力されましたが、今後、腹部に激痛を感じられたら破裂したと考え、救急車ですぐに来てください。20分 以内なら半分助かりますが、腹部に出血しているのでその後が大変です。まだ緊急手術という状態ではありませんが、ここに至った過去の生活が問題で、急激に 発生したものか5年あるいは10年で生じたものかは分かりません。ですから3ヵ月に一度の検査を勧めます」

そんなところから1年後に手術を受けたのだが、それについては改めて後日に。

今日は昨夜のお通夜に行った方の葬儀に参列した。社葬や合同葬では会葬者は多いが、焼香を終えられると帰られる方が多く、お別れ時やご出棺の時には2割ぐらいの人しかのこっていないが、今日は全くその逆で、連休明けにも関わらず8割の方々がご出棺まで見送られた。

これは故人のお人柄からだろうが、ご弔辞の中にもそれらが如実に感じられることになったし、ご本人のピアノの弾き語りの歌声を拝聴していつものお姿を思い出した。

メモリアルコーナーに阪神タイガースの本があった。その中に故人が投稿された新聞記事も掲載されていたように、タイガースの大ファンだったが、式場に流れた「六甲おろし」のレクイエムバージョンが何とも言えない式場空間を醸し出していた。

この続きも明日に書く予定ですが、今日の写真は阿倍野斎場の交差点から「あべのハルカス」を撮影したもの。葬儀が行われた日の情景として掲載しておこう。
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