2014-07-25
悲しみの光景 NO 3905
過日に参列した葬儀でのこと。着席していたらわざわざ言葉を掛けに来てくれた人物がいた。
彼の先代さんの社葬は私がプロデュースと司会を担当し、ホテルを式場として行われたが、今は国会議員の秘書をしていることを知った。
昨秋に元官房長官だった現役議員の人物から突然自宅に電話があってびっくりした出来事があったが、彼が秘書を務める議員さんにお土産となるテーマをプレゼントしたら、かなり驚かれたみたいだったが、社会から賛同と歓迎される問題なので「かたち」になればと期待しよう。
誰 も発想しないようなことを社会提案するので驚かれることが多いが、それらがその通りになるので注目されることになる。随分昔の葬祭業界向けの講演で「ホテ ル葬」を話題に入れたら嘲笑され、「そんなことになったら逆立ちしてやる」とまで言われたことを憶えているが、それからご本人にあったことはない。
葬 儀のプロ達で組織されている協会で「飲酒運転撲滅」の啓蒙活動にも取り組んでいるが、それは悲惨な事故の被害者のお通夜や葬儀を何度も体験したことがある から。そこに生じる重い空気は体験した人にしか理解出来ないもので、加害者は反省では済まず、後悔しても「時すでに遅し」という現実を迎えてしまうのに、 毎日のように記事で採り上げられている。
そんな悲しみの式場に加害者側の家族や会社の人達が参列することもあるが、「帰ってくれ」「命を返してくれ」「焼香なんてしないでくれ」という声を何度も耳にしている事実もあり、それは被害者自身の叫びの声のようにも聞こえるのである。
飲酒運転やハーブを吸引して意識朦朧となって被害者を出すなんてことは許されないこと。なのに全国で相次いで事故や事件が起きている。「危険ドラッグ」と呼称が変わったそうだが、人の心が変わらなければどうしようもない。
世界中で愚かな戦争から弱者が巻き込まれている。前述の加害者も同じで「あの世の教育」が欠如しているように思えてならないこの頃だ。
我が国で毎日約3000軒の葬儀が行われ、その日の夜に3000軒のお通夜が行われている。その中に事故や事件の被害者もおられる。「家族」がある瞬間から「遺族」と呼ばれる意味を学びたいものである。
そんな年代になったからかもしれないが、最近は我々夫婦にご仏縁があるお葬式が多い。近い将来に自分も送られる立場になるのは確実だが、先立たれた方々には手を合わせるために参列をしている。
今日の写真は国道25号線の寺田町東の信号からJR大阪環状線「寺田町駅」を撮影したもの。私が中学生の頃までこの国道を百済から恵美須町、大国町を経て桜川2丁目、福島西通りまでの大阪市電が走っていたことを憶えている。