2014-09-05

継承されていること  NO 3947


昨日の号で「京都」のことに触れたが、京都には日本の文化が大切に伝承されているとも言われ、外国人観光客がそれらに深い感銘を受けることも少なくない事実がある。

友人に、そんな日本の文化に造詣深い女性がいる。彼女は「弓道」「香道」「篠笛」「篆刻」「和歌」「書道」「和服の着付け」などに卓越されており、我々の仲間達から緊張する女生として畏敬されている。

そんな彼女が最近に取り組んでいるのが「水引細工」で、昨秋に夫婦で旅をした際に立ち寄ったお寺でその作品を拝見して驚嘆。それが新聞に大きく採り上げられていた記事も読ませていただいた。

昔から「水引細工」に取り組まれていたようで、随分前に手術入院した際に会社に「瓢箪」を6個製作されたものを恵贈いただき、添えられてあったメッセージに「六病息災」という言葉があり、それぞれの瓢箪の中に細工された見事な物が入っていたことが印象に残っている。

大阪赤十字病院で大手術を受けたのはもう8年前ぐらいになるが、手術が終わって24時間を集中治療室で過ごし、自分の病室へ戻ったら二日間不思議な現象の中にいる自分に気付いた。

天井と壁に金色の鳳凰の柄が飛び散って見えるからで、きっと幻覚だったかもしれないが自分が極楽にいたような気がした体験であった。

鳳凰は架空の鳥だそうだが、そのイメージは極楽そのものにつながる不思議な存在として知られているが、我々夫婦が宿泊で利用した旅館の部屋の床の間に立派な鳳凰が飾られてあり、それが彼女の作品であることを知ったのでびっくりした思い出もある。

大 切な家族が亡くなって「遺族」と呼ばれる立場になって葬送の儀式を迎えるが、我々日本人にとって大切な人が極楽浄土へ往生されることを誰もが願っている筈 で、彼女の大切な方がご逝去された際の葬送の式場で、その「鳳凰の水引細工」の作品が供えられ、参列者の大きな話題になった出来事もあった。

彼女は、今、旅立ちの装束について研究を重ね、日本文化の着物に精通される感性ある創作に取り組まれており、どんなデザインの物が「終活」の一環として考えられるか期待している。

どんな世界にも本物と偽物があるが、日本文化に造詣深い彼女の創作は間違いなく本物だとプロセスにエールを送りたい。

今日の写真は、京都の縄手通りから白川に沿っている道の光景である。
久世栄三郎の独り言(携帯版)
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