2014-10-11

逸れないみたい  NO 3978


過日に佐賀県から大きな梨が届いたが、今日は熊本の「荒尾梨」が届いた。これもびっくりするほど大きいので有名だが、贈り主の会社へお礼の電話を入れたら本人は宮古島へ旅行中だそうで、台風の影響は大丈夫なのだろうかと心配している。 

今回の台風は明日のお通夜と明後日の葬儀に参列する予定なので気掛かりである。ネットで台風情報を確認したら速度がアップしていないので我が近畿地方への襲来が少し遅れているみたいだが、ご出棺の頃には大変な状況になっているのではと覚悟している。

大きな式場なので参列される方々全員が中に入ることが出来るので幸いだが、遠方から来られる方々の交通機関の影響を考えると大変となるだろう。

飛行機の欠航や新幹線をはじめとする鉄道の運休も避けられないようだし、予定外に宿泊される方々のホテルの予約も気に掛かる。

ニュース映像で観る沖縄や奄美地方の状況は半端でない様子。米軍でもスーパー台風に対する態勢が進んでいると伝えていた。

解 説者によると今回の19号はこれまでの定説に当て嵌まらないタイプだそうで、18号に続いて襲来する場合には勢力が弱い筈なのに、海水温が下がっていない ところから猛烈な台風として発達、日本列島の上空を流れる空気の影響から速度が遅く、それだけ晒される時間が長くなることになってしまうから大変だ。

歩きながら昔の葬儀を思い出していた。自宅葬が主流だった頃は受付や参列者用の00テント設営が大変だった。強風が吹けば飛ばされることになるし危険この上ない問題があったからで、いつも天気予報を確認していたことも懐かしい。

秋の季節になって「釣瓶落とし」という言葉が思い浮かぶ。お通夜が始まるまでに準備設営が済んでいないと大変で、入り口に灯す家紋入り提灯の点灯が遅くなると問題だった。

夏だったら午後7時頃まで明るいのに、この時期になると午後5時過ぎには暗くなる。そんな中で提灯はお通夜や葬儀の象徴的代物みたいになっていたことも確かである。

第 二室戸台風が大阪に襲来したのは私が中学生の頃だった。その当日、大阪の天王寺区にある一心寺の近くで葬儀が行われており、先代がご当家と延期しましょう と提案したら「逸れますから決行」ということになったが、それがどんな甚大な被害が及んだ台風かは歴史が物語っている。玄関から外にあった全ての物が暴風 の影響で飛ばされてしまい、「親族一同」の樒が浪速区の恵美須町で見つかったという信じられない話が伝わっている。

葬儀をイベントと定義する人物がおられた。その方によるとイベントで重視しなければならないのは安全で、人的被害が絶対に及ばない発想が肝心と言われていた。いつも最悪の想定をすることも大切で、今回もスタッフがそんな思いを抱いてくれることを願っている。

今日の写真は「あべのハルカス」だが、建設のデザイン時に西からの風を考慮していたという逸話を知った。今回の台風の影響がないのだろうかと心配になる。
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