2014-11-18
名優のご逝去 NO 4016
「生ききった安らかな笑顔で」という通知文に少し救われたが、あの存在感はあの人だけのものだったと思っている。
晩 年に主演された映画「あなたへ」を観たが、その中でロケ地になっていた兵庫県の「竹田城址」が一気に知られるようになり、多くの観光客が押し寄せたところ から地元の道路で渋滞が発生し、JRが播但線を走る「特急 はまかぜ」の一部を臨時停車させるようになり、週末、休日だけから平日の列車まで停車させるこ とで対処していた。
そんな「竹田城址」で問題が発生しているニュースがあった。地元の自治体が観光客への対応から通行する拡張する工事を行ったら、国の許可を得ていなかったことが判明したからで、文化財に対する意外な法律が存在していることを知った。
「高倉健さん」がデビューしたのは東映だったが、当時に小学生だった私は近所の東映の映画館の玄関横に設置されていた写真掲示コーナーを観に行ったことを鮮明に憶えている。
はっきりと憶えているのは歌手の「春日八郎さん」と共演された作品で、時代劇が潮流だった東映にこんな現代映画がと子供ながらもびっくりしたものである。
「桃井かおりさん」「武田鉄也さん」「倍賞千恵子さん」と共演された「幸せの黄色いハンカチ」も秀逸だったが、「鉄道員(ぽっぽや)」も名作だった。
映画のキャスティングは観終わってから「この人以外は絶対に無理」と思わせるのが理想だが、彼はそんな偉大な映画俳優の一人だったと思える。
映画のキャスティングで思い出すのは日本人好みの「ローマの休日」だが、「オードリー・ヘプバーン」と「グレゴリー・ペック」も同じような思いを抱く。
前にも書いたが、この映画には信じられない光景が存在している。ジェラードを食べるスペイン広場の時計だが、3度ぐらい大きく時間が違っているからだ。
撮影したものを編集した際に気付くべきだが、こんなミスをする筈もなく、監督が意図的にというミステリー的な説もあった。
この映画がアメリカで放映された時、キャスティングの画面に「著作権」について表記されていなかったことからすぐに海賊版が出現して大問題に発展したが、結果は著作権放棄と判断認定されたのだから今では考えられない出来事である。
そうそう、ローマの休日の光景と同じことをやってみたいと「スペイン広場」でジェラードを食べたら、「71350円」の罰金が科せられるそうなので気を付けよう。
今日の写真は「余部鉄橋」を走行する「特急 はまかぜ」を。撮影された日を目にしてびっくり。2006年の私の誕生日だった。