2014-12-29

気を付けましょう  NO 4057

疎開道路から生野本通商店街を通って、源ヶ橋から寺田町駅の方へ向かうと、黒い服の姿の方々と出会うことが多い。その方々は弊社の式場で行われる葬儀に参列される途中のようだが、東に向かって戻る帰路ではお帰りの方々と出会うことになる。

暑い、寒い、雨などの天候ではアーケードのある商店街が便利だが、気を付けなければならないのが禁止されている筈の自転車で通行している人達の現実で、衝突した出来事も何度か起きている。

最近のニュースで知ったことだが、自転車の人達をターゲットにした「当たり屋」が横行しているようで、被害に遭った人達がかなり多いらしいので巻き込まれないように考えたいものである。

もう40年近く前のことだが、事務所にいると友人が只ならぬ様子でやって来て、「14万円を貸してくれ」と頼まれたことがあった。

事情を聴くと橋の上で側道に曲がった際に通行していた人のカバンが当たった音で気付いたら、その人物のスーツの一部が破れており、「弁償してくれ」と言われたそうだった。

近くの紳士服の店で確認して貰ったらイタリア製の高価な記事で、1着誂えたら30万円はするだろうというもので、その半額を保証しろという要求となっていた。

疑問を感じることになったのはカバンが当たったというのは車も後方だが、スーツが車体のどの部分に接触して破れたということだったが、人身事故になるし相手の人物が誰が見ても恐怖感を感じるらしく、恐怖に怯えた彼は「示談にしたい。頼むから」と懇願した。

それから1時間後、彼のお母さんが返金にやって来られ、「ちょっとおかしいと思うのです」と言われたので私も抱いた疑問点について伝え、警察に届けておくべきではという結論に至り、その日の夕方、本人とお母さんが生野警察署へ届けに行った。

それから2週間後のことだった。その相手の人物が隣接する管轄の警察署に「当たり屋」行為の恐喝容疑で検挙されたそうで、余罪がいっぱいあり、面通しのために警察署に協力するように呼ばれたという出来事だった。

被害金額が戻って来ることはなかったが、やはりそれを生業としていた人物で、曲がろうとする車の後方に運転している人物にはっきり分かるように鞄をぶつける手口だと知った。

世の中には様々な職業があるが、こんな詐欺みたいな行為の被害に遭わないように気を付けたいもの。その事件から40年近く、友人は今でも私に負い目を感じている。

今日の写真は地元の生野本通商店街のかわいいキャラを。
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