2015-01-11

ふと思い出したこと  NO 4070

中国から外国旅行に出掛ける人達が増え、飛行機や列車内でのマナーが物議になっていることが多いが、考えてみれば「礼節」という言葉は中国の思想家として歴史で知られる「孔子」の教えであり、あの文化大革命で否定されてしまったことが現在に大きく影響しているようである。

五常として「仁・儀・礼・智・信」の中に含まれる重要なキーワードだが、中国国内でもネットの掲示板で「日本人に見習え」「日本に行って驚いた」「日本で学ぶべきことが多い」というような書き込みや旅行記みたいなブログも増え、民度について意識改革が始まっているようで、孔子の儒教が再認識される環境も生まれ、近い将来に国際的な感覚を理解するようになると期待したい。

我が国の中にも昔の農協の団体旅行が世界中で顰蹙を買ったことも忘れてはならないという指摘もあったが、慣習が良い方に進化するには随分と時間が掛かることも事実で、何より学ぼうとする姿勢が大切だと伝えたい。

世界中で毎日信じられない事件が起きている。10歳の子供が自爆テロに使われたようで、多くの死傷者が出て衝撃が走った。

また、パキスタンではバスとタンクローリーが衝突して火災が発生、57人が死亡するという悲惨な事故も報道されていたが、対面通行の道路では互いの信頼で成り立っている中、過日のバスの居眠り運転や最近に目立って多い高速道路の逆走のことを考えると危険がいっぱいあることに気付く。

さて、我々日本人の平均寿命が世界的にトップクラスであることは知られるが、ノーベル賞を受賞された山中教授の研究が実現するとまだまだ長命になる可能性があり、昔では想像出来なかった高齢になることも考えられる。

何かの文献で記憶していることだが、古代に遡るとネアンデルタール人は29歳、クロマニョン人は32歳、ギリシャ・ローマ時代は36歳という研究があり、19世紀では50歳に達していなかったそうなので現在の年齢は驚きである。

ある社会学者が世界の20世紀前半の平均寿命を調査研究したら想像していた数字を大きく下回り、その要因が戦争で多くの若い人達が戦死していた事実を知ったと書いていた。

テレビの公的なCMで幼い子供達を救えると訴えている映像を目にすると心が痛むが、愚かなテロ行為に走る人達のことを含めて考えると、本当の平和が程遠い現実を認識することになる。人を幸せにする「宗教」が人を「不幸」に陥れる問題が表面化しているが、世界中で弱者が救いを求めていることも忘れないようにしたい。

今日の写真は「源光庵」で知られる「悟りの窓」と「迷いの窓」を。
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