2015-03-05

美しい姿  NO 4123

「今でしょう!」という言葉が昨年に流行し、その言葉を使われていた「林先生」の姿をテレビでよく見掛けることになったが、その博識ぶりは注目を浴びている。

仏教の世界で「今でしょう」を表わすとすれば「而今」という言葉が見つかる。「にこん」「じこん」と読むが、過去、現在、未来の中でまさに「今の瞬間」ということになる。

誰も明日の命の保障はない。故に今日目覚めたことに感謝をして、手を合わせて1日を過ごしなさいと説かれた高僧もおられたが、感謝と謙虚は日本人の文化であり、その背景に仏教の影響が大きいと思われ、いま世界中で問題となっている危険な宗教のことが頭を過る。

友人のお母さんの葬儀を担当した時のこと、ご生前の日常生活のことを聞いて感心し、それで大きな影響を受けた歴史がある。

「母は毎朝5時過ぎに起き、『今日も目覚めさせていただき有り難うございます。子供達が事故に遭わないように。それぞれがお客様に喜ばれる仕事が出来ますように』と布団の上で手を合わせ、寝具を片付けてからラジオを楽しみにしながら朝食の準備をする日課でしたが、就寝前にも『今日も1日有り難うございました』と感謝していたのですが、その対象が何かは分かりませんでした」

これは美しい心の姿が見え、それこそ仏教の教えを実践していると思ったが、それぞれが立派に会成長された子供達や多くの孫さん達に送られる温かな葬儀だったことが印象に残っている。

ご仏縁とは不思議なものである。このお母さんはかつて他府県で生活をされておられ、随分昔にご伴侶に先立たれ、その葬儀を弊社が担当していた事実を知って驚くことになった。

それはもう半世紀近く前のことだが、大阪に在住されているご親戚からの依頼だったそうである。

も10数年前のことだが、就寝前と目覚めた際に対象が何であれ、手を合わすことは日本人として大切な姿勢だと思うようになった。

ニュースの中に道頓堀の風物詩みたいな存在である「くいだおれビルが香港の外資系の会社が取得したとあった。元々の経営者が営業されていた当時、何かのご縁から女将さんからずっと年賀状をいただいていたが、お元気なのだろうかと気に掛かる。

今日の写真はご仏縁に結ばれる広島「ピピの日記」から拝借。過日に仕事で四国に行かれた際に撮影された「しまなみ海道」を。
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