2015-03-12
「葬式鉄」? NO 4129
人気の高かった寝台列車「トワイライト・エクスプレス」のラストランがニュースにあった。大阪駅で3500人が見送ったそうだし、途中の沿道で撮影する人達も多かったようである。
鉄道マニアの世界では「乗り鉄」「撮り鉄」「録り鉄」の他に「葬鉄」という言葉もあるそうでびっくりだが、最後に運転されることを「葬式鉄」と呼ぶそうで、最近に目立って来た女性ファンの「女子鉄」でもそんな言葉が交わされていることを知った。
今年の天候は荒れ模様が多く、「トワイライト・エクスプレス」も何度か立ち往生してニュースになっていたし、一昨日も強風から運休していたので乗車予定だった人達にはお気の毒なことである。
観光列車は特急と称されても優先特急ではないところから、大雨や大雪の影響を受けると俗に呼ばれた「Ⅼ特急」のような列車が優先され、信じられないほどの遅延となる訳だが、この列車に限っては遅延のハプニングを歓迎していた人もいたので驚かされた。
鉄道ファンの中ではこの列車の「遅延証明書」も垂涎の対象になるそうで、そんな証明書を手にする人が新聞の写真に掲載されていたのを目にしたのも先月のことだった。
「やっと取れた」と3泊を北海道で過ごし、「いよいよトワイライトに」と札幌駅に行ったら、新潟県で降った豪雨で運休となり、千歳空港から飛行機で帰阪するという体験をした友人夫妻がいるが、ずっと残念がっているので同情している。
また別の友人夫妻は千歳行きの飛行機が大雪で欠航したところから旅行の行程変更を余儀なくされ、4泊の予定が3泊に短縮となって嘆いていた。
天候という自然が原因となればどうにもならないが、随分前から予約していることもあり、秋の行楽シーズンなら、台風の襲来も考えておかなければならないだろう。
知人が家族で出掛けた沖縄旅行で台風に遭遇し、ホテルも満室だったところから那覇空港で一夜を過ごした体験話をしていたこともあるし、ホテルの部屋で台風の通過を待っていたら、ホテルのスタッフが来室して「ガラス窓は危険ですから」とカーテンを閉めるように言われて恐怖に震えた体験を語っていたこともある、
昨日は東日本大震災から4年目を迎えたが、当日に福島県に旅行に来ていた北海道の友人がおり、そこから脱出するのに大変な思いをしていた事実もあるし、福島県の同業者が体験された震災の恐ろしさは半端じゃなく、親戚の人が今でも行方不明なので同乗している。
その後継者が地震の時は東京都内におり、両親や会社のことが心配になって車で福島へ戻ったそうだが、20数時間を要して走行した中で目撃した悲惨な現実は想像を絶するせかいだったそうで、その後はフラッシュバックとして悩んでいることを知った。
まだ避難をされたままの人達がいっぱいいるし、原発の問題から自宅へ戻れない人達もいる。国会中継を観ながら、つまらない話題でやりとりをしている光景や飛び交う低次元な野次の現実に怒りを覚えながら、もっと被災地のことを真剣に考えと伝えたい。
今日の写真は前号で掲載した大船渡線の気仙沼近くにある「猊鼻渓(げいびけい)」だが、立ち寄らなかったが駅名で憶えていたので初めて知ることになった。東北の耶馬溪とも呼ばれているそうで、船で見学することも可能だそうである。