2015-04-19

心温まる話を  NO 4165

今年の初め頃に目に留まったブログ記事に素晴らしい出来事が紹介されていた。暗い話ばかりの世の中で、こんな感銘を受ける出来事があることに嬉しかったが、この話題を拡散して欲しいという趣旨も添えられてあったことを思い出し、そのまま紹介をさせていただくことにする。

「ほんのちょっとしたことだけれど、そのことを誰かが認めてくれ、励まされる。名前も知らない人だからこそ、その嬉しさは本物で、だからお礼を伝えたい……。そんなあたたかい交流が英メディアなどで取り上げられ、話題を呼んでいる」

「サミー・ウェルチさんは、電車の中で、3歳の愛息ライアンくんと一緒に座っていた。人の多い中で子供を大人しくさせておくのはそれだけでもなかなか難しいものだが、サミーさんは乗客が増え始めた時に、ライアンくんが眠り始めたこともあって、彼を膝の上にのせて座席を空けることにしたそうだ」

「空いた座席には紳士らしき人が座ったのだが、その彼はブリストル・パークウェイ駅で降りる際、サミーさんに『たぶん、これを鞄から落とされましたよ』と言って紙を渡し、去っていった。

「どういうことかわからないまま紙を開いてみると、それはノートの切れ端で、紳士が揺れる車内の中で書いた文章と、5ポンド紙幣が入っていた。メモには『このお金で何か飲み物でもどうぞ。あなたの若さで、あなたが示した子供へのしつけや礼儀正しさは称賛されるべきものです』とサミーさんの態度を褒め称え、午後の素敵なひとときを過ごせたと記していた。

「さらに『私にはあなたと同じくらいの年齢の娘がいます。娘も一度あなたがしたように席を譲ってもらったことがありました。願わくは娘に子供ができた時も、あなたのような良い母でありますように』と続けられている。

「サミーさんは、この文章を読んだ時、何かが琴線に触れて泣き出しそうになったという。自分のしたことがこのような称賛に値するとは全く思っていなくて、10回も20回も繰り返し読み直した。自分でも認識していなかった善行を称賛してくれたことに深い感謝の気持ちを抱き、SNSなどを通して、紳士へのお礼を伝えようと決めたそうだ」

「その紳士がFacebookを使っているかどうかはわからないのですが、息子が膝で寝ていたので、追いかけて彼にお礼を言う機会を失ってしまったことが心残りなのです。普段シングルマザーとして認識されているのですが、あの男性の行為が私に特別な誇りというものを与えてくれました。ああいう人こそが今世界に必要なのだと思います」

「彼女の投稿は多くの人によって拡散され、それから新聞各紙に取り上げられ、テレビ番組にも息子と一緒に出演、紳士への呼びかけをする機会に恵まれた」

依然としてその男性が誰かはわかってはいないが、ネットの反応では『彼が名乗り出ていないことがまたこの話の素晴らしいところだ。匿名性の善意というものを感じさせる』『正しく子供を育てることが称賛されるという難しい時代。だからこそこうした優しい態度が求められているのかも』『私の娘も昔外国のレストランで別のテーブルに座っていた紳士からアイスクリームを注文してもらったことがある。その理由はテーブルマナーがきちんとされていたから、と』と、紳士の粋な対応に感服しているコメントが多く寄せられている」

今日の写真は今月初めに参拝した法隆寺を。丁度桜が満開だった。
久世栄三郎の独り言(携帯版)
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