2015-07-07
不思議な話 NO 4242
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多い時には日に4本の原稿を打ち込まなければならないところから大変だが、生かされた証しとして続けているとお話したが、指先が不自由なところから誤字脱字誤変換が多いと申し上げたら、校正する人は?と質問された。
パソコンのキーボードを押さえる時、隣りのボタンや中間を押さえてしまうことが多いし、それらは駅の券売機でもちょっとしたテクニックが必要となっている。
さて、診察室でのやりとり。「手の調子は如何ですか?」に対して両方の指先は痺れたままです。と答えた。
「足の方は」と聞かれたので両方に知覚障害みたいな兆候があることと、左の膝下からの冷えが尋常でなく、やぐら炬燵の足を入れて就寝しているというとびっくりされていたが、パソコンに記録された過去のデーターを確認され、2週間後に採血するから朝食抜きでということになった。
リハビリを兼ねた日々の散歩にも必ず携帯しているものがある。それはこれまでに入院したことのある病院の診察券で、確認したら5枚もあった。
何処かでおかしくなったらこれは何よりの情報源になる。過去に出張先のホテルで鼻出血が止まらなくなり救急車で搬送されたことがあるが、その時に服用する薬の情報書類を持っていたことが受け入れ病院での対処で随分と助かったことがあった。
運ばれた患者が言葉のコミュニケーションが可能であれば問題ないが、脳疾患や意識不明という状態では服用している薬の情報があれば救命につながることもある。持病の有無の把握は診察する側にも随分と貴重となるからだ。
病気と寿命は別物という言葉があるが、私のように10回も入院しながら生かされているケースもあるし、自転車で横転して打ち所が悪くて亡くなられた気の毒な方も知っている。
この仕事に従事しながら様々な草稿をして来た歴史がある。命の短いことを表現する言葉に「春の淡雪(あわゆき)」や「夏の蛍灯(ほたるび)」があるが、そんな言葉を思い浮かべていたら、昔に体験した不思議な出来事を思い出した。
「そんなのおかしい」と否定される方も多いだろうが、幼い頃、山の中腹や山頂付近に提灯行列の光景を何度か目撃している。決まったように小雨で靄が出ている環境に共通していたが、私の訴えを聞いて確認した母が「あれは狐の嫁入りだよ」と教えてくれたことを記憶している。
また、4歳ぐらいの頃だったと思うが、綺麗な水の川で洗濯をしていた母の側で石を投げて遊んでいた時、50メートルほど下流に浮かんでいる大きな麦わら帽子みたいなものを発見。母に伝えると「不思議なものねえ」と言ったが、それからもう一度見ると消えていた。
流れのない澱んだところだったので消えることは考えられないが、母は「狐か狸の悪戯かも」と言っていた。
狐や狸に化かされたという話は結構耳にした。早朝に田んぼの中に上半身裸のおじさんが「いい湯だ」と横たわっていた話もあったし、稲荷神社の下の道を油揚げを買って戻ると必ず1枚足らなかったという話も聞いたことがある。
当時にビニール袋の存在はなく、紙袋に入れ紐を掛けた包装となっていたが、夕方に通る人は皆足早に通り過ぎた場所でもあった。
「狐の嫁入り」については怪異現象の一つや民話の中に伝わっていることもあるが、私の記憶の中には今でもはっきりと焼き付いている。
今日の写真は機内食の朝食を。