2015-07-23

何かおかしいこと  NO 4258

http://happy-train.net/
薬師寺 鐘楼
事故や事件の被害者の通夜や葬儀の光景は重い空気が流れ、誰もがそこから逃げ出したくなる世界であり、この仕事に従事したことを後悔する心情に襲われる辛くて厳しいものである。

そんな中、随分昔に大学に入学したばかりの息子さんが亡くなった葬儀を担当したことがあるが、喪主を務めておられたお父様のご挨拶の言葉が強烈な印象として残っている。

息子さんが亡くなったのは急性アルコール中毒。入学後に入部したスポーツクラブの歓迎コンパで無理に飲まされたみたいで、救急車で病院に到着する前に亡くなられたという不幸な出来事だった。

当時に「一気飲み」なんて言葉が流行していたが、青春時代を謳歌することは許されても、アルコールが及ぼす危険性ぐらいは常識として理解している筈の年代であり、ずっと続いている慣習や伝統だとインタビューに答えていた責任者の言葉も大きな勘違いをしているように思えた。

何処か大学のスポーツクラブの長年の慣習で信じられないことがあった。合宿先の冷たい湖に飛び込むというもので、2人の新人が心臓麻痺で亡くなっていた。人が作った悪習は誰かが止めさせる決断をするべきで、悪習の伝統なんて愚の骨頂であると考えるべきである。

「今日は無礼講で」という会社の飲み会があるが、そこが「無礼講」の世界と考える愚かな人物の将来はないのも事実で、誰でも分かりそうなことを理解出来ない人もいるので信じられなくなる。

私は昔から酒の伴う会食は好きでなかったが、余り飲めないというだけではなく、酔っ払って恥ずかしい姿を目にしたり「俺の酒を飲めないのか」と迫る光景が大嫌いで、そんな席ではいつもお先に失礼と抜けるようにしていた。  

酒癖の悪い人は誰からも疎まれるようになり、寂しく「独り酒」ということになるが、商売とは言え相手をする飲食店側も大変で「出入り禁止」となることも少なくない。

昨日のニュースに東京大学の学生だった息子さんが急性アルコール中毒で亡くなり、気付きながら放置していた仲間たち21人が「1億6900万円」の賠償請求に発展していたが、平成24年に起きた事件の者加者は約40名で、その内の10名とはすでに和解に至っているそうだが、この21人は法的に責任はないと争う姿勢を見せていたそうだ。

東大に入らなかったらこんなことになっていなかったことも考えられるし、ブラック企業に入社しなかったら自死に至ることもなかったという事件も少なくないが、「パワハラ」「セクハラ」「マタハラ」「「アルハラ」なんて言葉がなくなることを願ってしまう。

先月だっただろうか、北海道で飲酒による暴走運転に巻きまれて5人の家族が被害に遭った交通事故があったが、その町の町議会議員が飲酒運転で事故を起こし、そのまま車を放置して帰宅していたところを検挙されていた。

安倍総理が「国民の理解を得るために丁寧に説明なければ」なんて発言をされていたが、採決してからそんなことを言うなと伝えたい。

今日の写真は昨日に封書が届いた奈良の薬師寺の「鐘楼」を。
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