2015-07-30

自然の賜物  NO 4265


TPP問題もあるし「米」の農家が大変な状況を迎えているようだ。旅行に行くとホテルや旅館の夕食時に出されるメニューを確認するのも楽しみの一つである。

和風の食事なら最後は御飯となり「ふっくりんこ」「や「ゆめぴりか」などの名柄を目にしてどんな味だろうと楽しみにした記憶もある。

我が国の「米」の味は素晴らしい。米穀店やデパートの地下の食品売り場に並んでいる米の名柄の多さは驚くほど種類があるが。価格も様々なことも知ることになる。

友人に米に対して只ならぬ拘りを持っている人物がいる。「日本人なら美味しい米を求めて当たり前だ」と言うのが彼の持論。米は水が命だと考えており、美味しい米に出逢うと行動がエスカレート。耕作している農家に交渉して広い田んぼを契約してしまうのだから恐れ入るが、常にもっと美味しい米はないかと追求しており、JAの役員や食料会社の役員まで交流が発展しているので驚きである。

これまでに何度も「これ食べてみろ」と届けて貰っているが、さすがに彼が厳選した米の味は素晴らしく、その感想を伝える言葉も簡単ではないのでいつも思考している。

米作りは大変である。幼い頃に田植えや麦踏みの体験もあるが、機械がなければ田植えは前かがみの姿勢が当たり前だから腰に悪い。そんなことを考えたら一粒の重みをしっかりと心に学ぶことも重要である。

随分前のことだったが、何かの事情で国産の米が不足して外国産の輸入米が出回ったことがあった。少し長い粒だったのですぐに外国産と理解したが、あまりにも味が落ちるので日本の米の素晴らしさを再認識した。

米に関しては俗に言われる「古米」や「事故米」を混ぜて販売する悪質な業者の存在が発覚して話題になったが、中国から東南アジアに輸出された米がプラスティックで偽物だったという報道には衝撃を受けて中国らしいなと思うことになった。

中国でも米が作られているが、水や空気の汚染が何より心配だ。日本の観光地のホテルや旅館で中国の旅行者が食事をする光景を目にしたこともあるが、ご飯を食べて美味しいと驚嘆している姿を何度も目撃したことがある。

食の安全が話題になる昨今だが、水と空気という自然の賜物に感謝して謙虚な姿勢でいただきながら、農家の苦労も忘れないようにしたいものである。

さて、ニュースで阪堺線の我孫子駅近くで脱線事故が発生したことを知った。ニュース写真に写っている路面電車を見て懐かしく思い出した。車両ナンバー「503」は私が中学生だった頃に登場したもので、5年間上町線を利用して通学していた当時が鮮明に浮かんで来た。

「501」~「505」が登場し、古い大正時代に製造された電車もあった中、空気ばねの台車で登場したので乗り心地が全く異なり、その車両がやって来るまで待った思い出も懐かしいところだ。

阪堺線は浪速区の恵美須町から浜寺公園まで。上町線は天王寺の近鉄百貨店の横から住吉公園までだが、現在は事実上住吉公園の手前の交差点住吉駅までで、すぐ側に住吉神社がある。

この電車はNHKの朝ドラ「てっぱん」に登場しており、その時の駅は帝塚山4丁目だったが。この駅と住吉駅の間に神の木駅があり、南海高野線と交差しているところから随分と高いところに駅がある。

路面電車のことを「チンチン電車」と呼称するが、当時に走っていた古い車両は後方の車掌さんが紐を引っ張ると、網棚の上を通っている紐によって運転席で「チンチン」と音が
して発車OKを知らせていた名残りである。

我々戦後生まれにとって「三丁目の夕日」の時代に郷愁を感じるが。戦後の物のない時代のことも体感しており、戦争だけは発生しないことを願っている。

今日の写真は産経のニュース写真から。阪堺電車の車両である。
阪堺電車
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