2016-05-27

JRのびっくり企画を  NO 4867

安倍文殊院高速道路の逆走事故やブレーキとアクセルの踏み間違いによる事故が増えている。その問題が高齢者による行動なので迎えた高齢社会の深刻な現実となっている。

「運転免許証を返納しましょう」という啓蒙も行われているようだが、著しく判断力が低下してしまった高齢者に対して車の運転をしないようにと隠していたキーを偶然に見つけて出掛けてしまい、大事故を起こしてしまった出来事も報じられていたが、こんな悲劇が起きないように願いたいものだ。

アルツハイマーという病気も知られているが、高齢になると忘れっぽくなると言われており、ある専門家が「何を食べたか思い出せないのは単なる物忘れ。食べたことを忘れてしまうようになったら問題の病気だ」と解説していたが、我が国では遠い昔から「ぼけ封じ」という信仰があったようである。

幼い頃に年寄り達が「ぽっくりさんへ参拝しよう」と話し合っていた記憶がある。それはぽっくりと死を迎えられるようになることを願うもので、現在で言われるところの「寝た切り」にならないように願う思いからだったよう。

JRの駅の構内でびっくりする企画のパンフレットが目に留まった。「頭からのぼけ封じと身体からのぼけ封じ」「大和ぼけ封じ霊場 参拝」というもので、前者は「桜井駅」徒歩20分の「安倍文殊院」、後者は「畝傍駅」から徒歩7分にある「おふさ観音」で、「大和長寿道」と呼称される道のハイキングを兼ねた企画であった。

この2カ所のお寺の拝観料は合わせて「1000円」だが、この企画で行くと「720円」となっており、「大和ぼけ封じ券(2ヶ寺共通拝観券 ぼけ封じ祈祷・拝観引換券)のお求めはJRがおトクです」と書かれていて、「ぼけ封じ祈祷・拝観引換券」は定価「5000円」がJR特別価格で「3720円」と表記されていた。

この企画に申し込むと安倍文殊院ではお抹茶と菓子が付き、2ヶ寺の祈祷と加持が受けられ、祈祷札、お守り、枕敷き手ぬぐいが付いて来るそうだ。

このパンフに「大和ぼけふうじ霊場と大和長寿道の由来」について次のように書かれてあった。

「いにしえより藤原京の大極殿を真ん中として真東の陽出る処に安倍文殊院があり、同じく真西陽入る処にはおふさ観音があります。大和人は古より『長寿延命』をこの二ヶ寺に願掛けするため、大和長寿道を歩いて参拝し成就を願ったと伝えられております。このお参りが近年、『「ぼけ封じ参り』と称して全国から参拝する多くの信者様が今に至っております。ぼけ封じの最善の策は、信仰による自己研磨と人間同士の心の通いと日々に目的を持った生活を送ることだといわれております。当霊場では、日本最大7mの智恵の仏様・文殊様が頭からのぼけ封じを、病気守護の観音様が身体からのぼけ封じをそれぞれご守護下さいます。両山では終日ぼけ封じ秘宝のご祈祷を厳修し諸人の祈願を熱く祈念致しております。広く知人・友人誘われてご参拝ください」

因みに「大和長寿道」は全長4キロで、途中に「おふさ観音」「藤原宮跡」「天の香久山」「安倍文殊院」が存在している。

今日はある団体の総会に招かれていた。区長、国会議員、市会議員も来られていたが、私は来月に講演を依頼されているところから5分間だけ触りを喋って来た。生野区の広報にも掲載されるそうだし誰でも参加が可能な講演会なのでこの「独り言」にも書いておこう。ご興味があればご参加を。

日 時  平成28年6月15日(水) 午前9時半から受付
会 場  生野区民ホール1階(大ホール)

講演は午前10時から12時の中で担当するが、演題は「幸せな人生」となっている。

今日の写真は奈良県桜井市にある「安倍文殊院」を。
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