2016-08-05

広島の前夜に  NO 4937

最上川下り雷鳴みたいな音が聞こえる。それは淀川で開催されている花火大会の音で、北の方から風が吹いているみたいだった。

ニュースを読むと今日は脱税に関するものが多かった。「ロッテの創業者が545億円脱税か?」なんてものもあったし、ダイキン工業が7億4千万円というのもあったし、NHK英会話講師が2600万円脱税で在宅起訴という新聞ニュースもあった。知られるジャーナリストが脱税は「見せしめ」のために記事として掲載されることが多いと解説していたが、日本国憲法第30条の国民の納税義務を忘れてはならないだろう。

テレビドラマの中に「税務調査官 窓際太郎の事件簿」という番組がある。俳優の小林稔侍さんが扮する窓辺調査官が汚職や政治絡みの脱税を追求して行き、終盤でダークスーツで査察礼状を手に乗り込むというストーリーだが、発行された礼状を手にする執行官の権限は強く、応じない場合は公務執行妨害になるというのだからびっくりで、一般企業に勤務している人達も理解しておかなければならない。

さて、随分昔に書いた持論に「優曇華の花」「盲亀の浮木」の言葉があるように人間としてこの世に生まれるパーセンテージは稀有であり、私は降る雨の一滴が命であり、アマゴの棲む渓流から鮎の棲息する清流などの川の流れが人生で、海に到達することが終焉であり、我が葬祭業は海の少し上流にある鉄橋辺りで船を浮かべているような仕事だと分析し、冠婚葬祭互助会の登場は川をずっと遡っていることからおかしいと指摘していた。

海に近い鉄橋辺りにいる我々葬儀社を不要とする発想も登場しているようで、葬儀を行わずに海に直行というような考え方である。

葬儀を「処理」という考え方をされる方も出て来たので寂しいが、私は葬儀は人間社会の礼節文化の集大成と思っており、儀式なくして成り立たないと考えて来た。

前に何度か書いたことがあるが、葬儀の目的は「①ご遺体の解決」「②宗教的解決」「③社会告知」「④悲嘆解決」であり、①は火葬、埋葬などがそれにあたり、②は宗教者を迎えて儀式を執り行うもので、③は「**はこの世を出立しました」というお知らせで、家族葬や小さなお葬式ではこの問題から大きく逸脱してしまうことになる。

④の悲嘆については簡単ではない問題があり、「家族」が突然に大切な人を喪って「遺族」と呼ばれることになると、「孤独感」「自責感」「絶望感」「虚脱感」「怒り」「猜疑心」「不信感」などに襲われ、幻覚や幻聴を体験されることも少なくないが、亡くなった事実を知る人達と悲しみを共有するところに「思慕感」が生まれ、葬儀を担当した我々もその対象者となることを理解しておきたいものである。

団塊世代を対象としているのだろうか、最近は保険のCMがやたら多いし、旅番組もいっぱい観られる。知らない所を知ると行ってみたくなるが、「動ける内に」「見える内に」行動しておかなければ後悔することになる。数日前、近所の方が四万十川方面に旅行をされ、我が夫婦が行った逆の行程で行かれた事実を知って会話が盛り上がったが、また何処かへ行こうと考えている。

今日の写真は夜のBS放送で紹介されていた最上川下りを。
久世栄三郎の独り言(携帯版)
携帯で下のQRコードをスキャンするか
 または
携帯に下のURLを直接入力します。
URL http://m.hitorigoto.net