2016-08-14

友人の訃報  NO 4946

巽橋熊本で発生した大地震で崩落した阿蘇大橋で、走行中の車が巻き込まれ、大学生が行方不明になっていたが、両親達のグループが下流で車を発見したことから捜索され、DNA鑑定の結果本人確認が出来たというニュースがあったが、これでやっとご両親も葬送の儀式が可能となった。想像もしなかった衝撃的な出来事に巻き込まれて犠牲者となった大学生だが、ずっと思いを抱きながら捜索活動を行われていたご両親にお疲れ様と伝えたいし、発見された学生さんにもよかったねと手を合わせよう。

JRの京橋駅のすぐ近くで毎年慰霊式が行われている。終戦の前日の大阪大空襲で京橋付近が大被害を受けたからだが、愚かな最悪の行為である戦争が二度と起きないように願いながら明日の終戦日に手を合わせる。

朝からシャワーを浴びている時に妙な胸騒ぎを感じていたら、着替えて部屋に戻ったら50年以上の交友がある友人が亡くなったと奥さんから電話があった。

今春に夫婦で病院に行った際に偶然に夫婦と会ったが、病状のことは聞いていたが余りにも忽然と出立してしまったので衝撃である。

彼の結婚式の司会を担当した歴史もあるし、彼も学生時代に卓球選手だったので思い出される。

彼は生野高校の卓球部でT君とダブルスを組んでいた。T君は教育大学から小学校の教員となって定年を迎えていたが、亡くなった彼は京都の大学に通っていた時にお父さんが亡くなり、中退して家業を後継していた。

毎年大晦日に私の家にやって来ていた。ある年の大晦日だった。彼がやって来た時に「今年は珍しい。こんな大晦日は初めてだ」と私が言ったのだが、それは葬儀を承っているお客様が一軒もなく新年を迎えるというもので。長い歴史でもなかったことであった。

紅白歌合戦が終わったのは午後11時45分で、NHKでは続いて恒例の「行く年来る年」が放送されるのだが、その番組が始まると同時に事務所の電話が鳴り、受話器を取って対応すると驚く事実が判明した。

何と我が家へ来ている彼の家の隣のお婆ちゃんが亡くなられたというもので、「お前の家の隣の方だぞ」と伝えると「お婆ちゃんが悪いと聞いていたけど、まさかこんな大晦日に!」と驚き、正月の予定を全てキャンセルしてお通夜と葬儀の受付を手伝うことになった。

月日が流れて久し振りに会った時のこと。「最近は何をしている?」と質問すると「ボウリングに嵌っている」と答えたので、その日の夜に彼の伴って来た友人と3人でボウリングをした。

その後、この3人はもう一人の友人を加えてチームを結成。大きなボウリング大会に出場、シングルス、ダブルス、団体戦で記録した得点の合計で私がオールエベンツ優勝となって皆でお祝いをしたこともあった。

それからしばらく月日が流れた。私もボウリングから離れていた時だったが、生野区の巽の方に新しくボウリング場がオープンすることになったそうで、「オープン記念の大会にエントリーして来たから行こう」と誘われ、久し振りに投げることになったが、私好みのレーンコンディションで準優勝になってびっくりするような賞品を貰った。

3人組の一人は10年ほど前に病気で亡くなってしまったが、その彼は様々な事業を多角経営しており、その中の一つであった不動産業で信じられない幸運に恵まれ、莫大な利益を生んで我々2人がご相伴に与かることになった。京都の祇園で舞妓さんを座敷に呼ぶ体験をしたいということで、懇意にしていた京都の寺院の紹介で素晴らしいお茶屋さんに行き、初めで最後という体験をさせて貰った。

これで残るは私だけとなった。何度も入院しながらこの世に生き残っているが、ちょっと兆候を感じ始めているのでそう長くはないだろう。後悔しないように終の準備を進めているが、私自身の葬儀に関してこの「独り言」の中で貝て置きたいと考えている。

今日の写真は京都で知られる「巽橋」を。
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