2016-09-11
中断して引き返す NO 4973
窓ガラスの下に1カ所、前のシートのテーブルの下に灰皿があり、昔は当たり前の時代だったが、最近に灰皿のあるシートを利用する想定はなかった。
鳥羽駅で降りて各駅停車に乗り換える。19分の待ち合わせ時間があったのでホームから改札フロアに上がってコンビニでオニギリと玉子サンドを購入し、ホームのベンチで海側を見ながら食べた。
志摩線の松尾駅まで乗車。そこからいよいよ青峰山へ向けて出発したが、住宅街を抜けていよいよ登山道というところに竹の杖がいっぱい置かれてあり「ご自由に」と書かれてあったので、ちょっと長めの1本を選んで登山道へ入った。
車で頂上まで行ける新道もあるが、やはり歩いて挑戦したいと意気込んで上がって行った。目が不自由なので足下との距離感が把握出来ずに想像以上の苦労があった。案内板には頂上まで「3,7キロ」とあったが、3丁目を過ぎたところで下りのことを考えたら危険過ぎると思い、そこで断念して松尾駅へ引き返すことにした。
ハンカチも持参していたタオルもびっしょり。山の中なので少しは涼しいと感じてもまだまだ日差しがきつい。岩が階段のようになっていたり砕けた岩が無数に落ちているのでバランスを崩したら骨折の危険性がある。両手に杖を持って挑戦したが時速にしたら1キロぐらいだったので頂上まで4時間近くを要することになる。そんなことから中断したことは英断みたいだったようで、松尾駅に着くと利用した電車の1時間後の電車に丁度間に合った。
折角来たのだから「中六」のうな丼でもと考えて上之郷駅まで乗車、2両連結のワンマンカ―運転で、降車時の際は運転席の後方扉となる。そこで乗車駅で持って来た整理券で電光掲示板の料金表を確認して料金箱に入れるシステムだが、ポケットから硬貨を出して運転手さんに取って貰った。
親切な運転手さんで、「何処へ行かれるのですか?」と聞かれたので「中六さんに」と答えると道を教えてくださった。
昔はこの上之郷駅が志摩磯部駅だったが、志摩スペイン村がオープンするのに合わせて1キロほど賢島寄りになった。途中に存在していた「穴川駅」も廃駅となってしまったし、周辺は随分と様変わりをしていた。
今回の登山コースは松尾駅から頂上へ到達、沓掛駅側に下って来る予定だったが、約2キロで駅までとなっているのでかなり勾配が厳しく、杖を手にする身体では絶対に無理だと想像した。
楽しみにしていた「中六」の玄関に行ったら、まだ午後1時過ぎだったのに「本日終了」という看板が掲げられてあり残念だった。そこですぐ近くにあるビルの2階にある「順喫茶」の店に入った。椅子からテーブルまで全てが桜材で製作され、数多くの一刀彫りの創作品もあって感心したが、何よりびっくりしたのはご主人らしい方のご趣味の音響システムで、桜材を用いて大きなスピーカーを設置されていた。
そこでアイスクリームを食べ、そこから5分ぐらい歩いた所にある「川うめ」といううなぎ料理店で食事をした。
ここまで来たら特急停車駅である志摩磯部駅まで歩こうとなってまた10分ほど歩き、鶴橋までの特急券をお願いしたら、15分後に入線して来る京都行特急で大和八木駅乗り換えという接続となった。
大和八木駅到着時には難波行の特急がすでに到着していた。同じホームなので移動は楽だが、名古屋から難波に向かうこの電車は大阪線と名古屋線では車両の号数が逆となっており、戸惑う人も多いような気がした。
この名古屋から特急は大和八木駅で8分間も停車する。その間に賢島から京都へ向かう特急と連絡する訳だが、急いでいる人に「8分」とは苦痛だと想像する。
今日の写真は桜材で製作されたスピーカーを。