2016-11-21
本物の音楽 NO 5036
朝から百貨店の介護品売り場に行った。目的は杖の先のクッションゴムの交換だった。磨り減って金属部分が地面に当たり、コツコツと金属音がするようになってしまい、常々「非破壊検査」をしながら歩くということにも差支えが出るようになったからだった。現在手にしている杖は昨年の秋に北海道研修会の会場となったメモリアルグループの苫小牧市民斎場のスタッフに頼んで買って来て貰ったもの。大阪から持参した杖をトマム駅に忘れ、富良野駅で乗車したタクシーの運転手さんに頼んで大型スーパーに立ち寄って購入したら、次の日に富良野駅で写真撮影をしている中で失念してしまい、電車が発車してから気付いたので情けない話である。
苫小牧市民斎場では講演に行った際もパソコンの電源が機内で損傷してしまっていたみたいで、スタッフが手配してくれて事なきを得たが、それも杖も支払わずに帰阪しているので借りがあるので気になっている。
昨年に大阪で会議が開催された際には社長から私の語録を出版しておこうと提案され、「伝匠」という書籍が出来上がったが、今年の大阪会議では私が担当した仕事のシナリオを何とか残せないだろうかということになり、存命中に「借りを返す」目的を兼ねて北海道へもう一度行き、ビデオとシナリオを彼に託そうかと思っている。
今日「月曜日」はBSのフォレスタの番組が楽しみだが、一昨日の夜のテレビ番組で印象に残ったことを書いておこう。一つは「堺でございます」といタイトルの番組で、美人で知られる相田翔子さん出演の後編だったが、この番組のもう一人の構成者であるギタリスト「長谷川きよしさん」の弾き語りが素晴らしく、ずっと若かりし頃からのファンだったが、相田翔子さんと歌われた「サンバ系」の曲が最高で、久し振りに彼の本物の音楽を聴いたような気がした。
彼は目がご不自由でサングラスを掛けておられるが、ギターのテクニックは秀逸で、多くの音楽ファンが存在している事実からも理解出来るだろう。
もう一つは「さだまさしさん」が登場される音楽番組で、永六輔さん作詞、中村八大さん作曲の「生きるものの歌」で、「さだまさしさん」の声質がこのバラード風の曲に見事にマッチしているように感じた。
この曲を歌の上手な方が通夜や葬儀の場で「献唱」されたらと思う価値ある歌詞で、途中の感想で朗読される言葉もそれらしき意味があって心から推薦をしたくなった。
さて、安倍総理がペルーを訪問する途中でニューヨークに立ち寄ってトランプ氏と会談をされた話題が世界中に広がっている。今の飛行機なら燃費、燃料の積載量、航続距離から全てニューヨークまで直行可能だが、昔はヨーロッパへ飛ぶ便もアラスカのアンカレッジを経由して北極圏からヨーロッパに飛んだものである。
昭和天皇がヨーロッパを歴訪される際、給油のためにアンカレッジに給油のために立ち寄られたが、当時のアメリカ大統領が敬意を表するためにアンカレッジで歓迎されたという歴史的な出来事もあった。
私も30歳の時にロサンゼルスへ向かう「ボーイング707型機」が羽田から飛び立って機長のアナウンスからアンカレッジ経由で飛ぶと知ってびっくりしたが、簡単に行けないところなので遠回りでもいいかと思ったが、着陸時の機内の気圧の不具合からだろうか、強烈な内耳の痛さと頭痛に苛まれたことを憶えている。
それがアメリカという国土に降りた初めてのことだったが、カナダの上空を超えてアメリカという広大な国に驚いたものである。
日本とソ連との交渉でシベリア上空を飛ぶことが可能になり、冷戦が終わった後は航空航路も激変することになったが、機内座席のナビで様々な情報を知ると、嫌いな飛行機の恐怖感が一層高くなってしまう。
外気温、向かい風や追い風の速度、飛行速度、対地速度を観ていると退屈は解消出来るが、ふと現実を思い出すことになってゾッとすることになる訳である。
今日の写真は「ボーイング707型機」で、このバリグブラジル航空の飛行機でアンカレッジに着陸したのである。