2017-02-10
思い出したこと NO 5976
一昨日の号で平山温泉のことに触れたが、山鹿温泉の奥座敷とも言われ、歴史に名高い加藤清正公が利用されたと伝えられる名湯で、今や熊本県内の人気の温泉になっている。3組の夫婦で宿泊したが、それぞれが独立した建物になっており、私の部屋は「万両の間」で、受付フロントと食事処の棟の真向かいにあったので便利だった。
昨年に利用した時は急な坂道を随分と上がった所だったので大変だったが、そんな配慮が嬉しかった。
その号で添付した「竹の皮」の夜食の器だが、嬉野温泉に宿泊した際に女将さんと話題になり、女将さんが3年前に行かれたということで盛り上がった。
前号で武雄温泉のことにも触れたが、招待してくれていた旅館が宮本武蔵が五輪書の構想を練った場所だそうでロビーのフロントの前に詳しい歴史が紹介されていた。
「五輪書」の五輪は仏教の「五大」である「空・風・火・水・地」から由来しており、多くの研究者や経営者が参考に繙く兵法書物として知られている。
過日に「幸せ列車」の管理人さんと食事をした際、幸せ列車のトップページにある「図解兵法」が素晴らしいと申し上げたが、管理人さんは絵を描いて表現するのに大変な苦労もあったと語られていた。
五輪書の中に「鍛錬」に関する興味深い内容がある。「毎日続けて1000日で『鍛』」で、
「毎日継続実行して万日となれば『錬』」ということであった。
岡山県の湯郷温泉の近くに作州武蔵というゴルフ場があるし、智頭急行線の智頭から佐用の間に「宮本武蔵」という駅が存在している事実もある。
随分昔の「独り言」で高僧が遷化されて訃報通知を新聞の黒枠で告知される際、「当山第**世**院**儀、四大不調の砌、遷化いたしました。追って葬送の儀式は咲き日程で執り行います」と書かれ、ここでの「四大」が五大の中の4つとなっている。
お墓に行くと「五輪塔」を目にされることがあるだろうが、梵字が刻まれており、それを漢字にすると「空・風・火・水・地」であり、「生あるものは大地に宿り、やがて大地に還る」という教えを表していると聞いたこともあった。
この五輪を言葉に変換すると「意識・呼吸・熱・胎内・土」となり、生まれて来る時と死を迎える時は逆になることをご理解されるだろう。
「意識」は「心」でもあり、この世に生まれて意識を伴うが、死を迎える時は意識がなくなるということでもある。
今日の写真は宮本武蔵の生誕の地として伝承されているところから命名された「宮本武蔵駅」を。