2017-12-26

友人に助けられた過去  NО 8069

黒潮しらら30歳になってしばらくした頃だった。3日間頭痛が続き困っていることを友人に伝えたら、脳外科病院の予約を入れてくれて診察券を持って来てくれた。

次の日に病院に行き、予約時間を少し回った頃に名前が呼ばれ、当時には最新型と言われた頭部の撮影検査を受けた。

待合所に座って20分程経つと名前が呼ばれ、医師がいる診察室に入ると壁の電光掲示板に撮影結果を物語るフィルムが貼られ、医師の座る前の椅子に座るように指示された。

「このフィルムからすると別段おかしな点は見られません。頭痛を感じられることが最近の生活の中で何か変化は?」

そう言われて思い出したのが数日前から寝つきが悪く、枕が低いように思えてその下に座布団を折って入れ、随分と枕の高さが変わっていたことだった。

そのことを伝えると、医師から「それが原因です。頸部から頭部の痛みに繋がっていると考えられます」と言われ、その日から座布団を入れずに就寝した。

次の朝、頭痛は嘘みたいに改善していた。これは私が専門医という存在を改めて認識することになったのだが、その半年後にその友人にまた助けられることになった。

ずっと片頭痛のような状態を伝えたらクリニックを予約してくれたからで、次の日に診察を受けて症状を訴えたら「念のために」と血圧を計測された。

「君、よく生きていたね!倒れて死んでいても不思議でなかったよ」と言われた血圧測定の数値にびっくり。最低血圧が120、最高血圧190以上を記録していたからだ。

その日に朝夕に服用する血圧降下剤を処方され、睡眠も大切だからと精神安定剤の最も軽度な薬剤と睡眠導入剤の軽い物も貰って来た。

当時の血圧降下剤は強力で、朝食後に服用すると20分程経過すると手の指の血管が開くような感じになり、時折に行ったゴルフのラウンドではいつも3番ホールのティーショットでミスをすることが多かった。

5年ほど経ったら新しい薬が開発されたそうで、それから夕食後にだけ服用するようになっているが、それは現在でも続けて服用しており、医師の話では生涯飲み続けなければならないと指導されている。

40歳を過ぎた頃だった。博多で行われたセミナーの講師を担当したのだが、薬袋を入れ忘れてしまいホテルで「しまった!」と後悔した。

どうにもならないし、何処かの医院か病院へ行って事情を説明して処方して貰おうかとも考えたが、その日は生憎と土曜日。次の日の午前中の講義を済ませたら急いで帰阪することにした。

日曜日に帰宅、急いで軽食を済ませて薬を服用。次の日の一番に医院へ行って事情を説明したら、先生が次のように言われた。

「今後は絶対に忘れずに持参してください。命が関係することですから:」と驚かされたのだが、続いて次のように教えられた。


「いいですか、最も悪いことは薬を忘れたことを深刻に考えて血圧をアップさせてしまうことです。最近の薬は血中に48時間以上効力があるように考えられています。だからと言って忘れても大丈夫ですとは患者さんに言えませんが、あなたの性格からすると心配性みたいだから言ったのです」

今日の写真は南紀白浜駅に10月から登場したキャラクター「黒潮しらら」で、パンダを背負っているのがユニークだ。上野のパンダが注目されているが、白浜にもパンダがいるし、紀勢線の特急にはパンダをモチーフにした列車も存在している。
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