2003-12-23

興味本位?   NO 644

夕方から町の催し物に参加した。0歳から小学校6年生までの子供いる家庭、そこにクリスマスプレゼントを届ける企画だが、私の住む町で対象となる子供の人数は50人ぐらい。70歳以上のお年寄りの方がはるかに多く、少子高齢の町の実態が顕著というところだった。

 今では「貴重」と言われるリヤカーが装飾され、前方にセッティングされたダンボール製のトナカイが可愛く、暗くなって記念写真を撮影したら素晴らしく見える。20人ぐらいの役員構成で取り組んだイベントだったが、私の町にはアイデアマンが多い。

 サンタクロースに扮したのは3人だけだったが、女性の役員さん全員がサンタらしいエプロン姿という本格派。道で行き交った方々が「本当に町のイベント?」とびっくりしていた。

 途中にある公園、そこにいた中学生らしい子供7,8人が近寄り、「俺たちにも何かくれよ」と言い出した。

 彼らは、今流行の茶髪に金髪。日頃に会話を交わすこともなかったが、そこでのやりとりがユーモラス。こんな触れ合いが町づくりの大切なことだという意義を実感。

 地域の会館で行われた反省会、来年に向けての意見交換があったが、そんな最中に携帯電話。

 喧騒の場から少し離れて話し出す。相手は、どうやら東京のテレビ番組の制作会社のよう。弊社が加盟する日本トータライフ協会の「杉田副理事長の紹介です」から始まった。

 何かの番組で大阪の葬儀風景をつくるとのこと。そこで祭壇両側に並べられる供花の順位を質問された。

 「ケースバイケースです」としか答えようのない問題。話し振りから若い人だと感じたが、関東や地方で供えられる「花輪」が大阪にはないと言ったら「エッ?」と絶句していた。

 京阪神や愛知県などで供えられる「シキミ」のことを教えると、「それは何ですか?」と、さっぱり意味が通じない。そこで、インターネットで調べられたらと冷たい返事をしてしまったが、副理事長のことを思い浮かべ、そこからなるべく丁寧に受け応えをしておいた。

 弊社には、テレビ、新聞、雑誌からの取材が山ほどある。そんな中、テレビの世界の取材は自己中心型が多いよう。夜の10時を過ぎてからでも電話がある。

 友人にもテレビ関係者が何人かいるが、彼らの話では営業時間なんて麻痺しているみたい。共通していることは夜型人間。視聴率の作為問題となった過日のプロデューサーではないが、数字の獲得のためには約束や条件を無視することも少なくない。

 厳粛であるべき葬儀を取り上げるのに、興味本位だけで進め、新聞のテレビ番組欄にとんでもないタイトルを掲載したことが何度もあった。

 副理事長もゲストとして多くのテレビ番組に出演されているが、上記は、きっと、私と同じ思いを抱かれておられると拝察している。
久世栄三郎の独り言(携帯版)
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