2022-03-03
名画 ǸО 8840
昨日のニュースを観ていたら、オーストラリアで太平洋戦争時代の犠牲者を追悼する式が行われており、連合軍だったオーストラリアのダーウィンに日本軍が空爆し、250名以上の犠牲者が出た出来事も紹介されていたが、日本の潜水艦が撃沈されて80名の犠牲者が出た史実もあり、メモリアルの碑を建てて式を行っていた。数年前にオーストラリア旅行に行った際、キャンベラの戦争博物館に行ったが、日本軍のコーナーもあり、投降を呼び掛けるビラもあったし、旭日旗に無事を祈って書いた方々の名前もあり、改めて戦争とは悲劇であることを確認した。
1957年の発表された「ネビル・シュート」作の「渚にて」は、私が小学校6年生の時に「グレゴリー・ペック」主演で映画化され、従妹に誘われて天王寺の近映大劇場に観に行った。
この映画をプーチン大統領や北朝鮮、中国の独裁者に観て欲しいものだ。2000年にテレビドラマ化されたが、その時の邦題は「エンド・オブ・ザ・ワールド」だった。
アメリカの原子力潜水艦が深海に潜行中に北半球で核戦争が始まってしまい、北半球は壊滅してしまう。「グレゴリー・ペックが扮する艦長は、氏の灰がまだ及んでいない南半球へ向かうことになりオーストラリアのメルボルン港に寄港する。
設定は1964年の時代だが、間もなく訪れる死の灰の恐怖におびえながら怯えながら与えられた薬を貰ってそれぞれの人生最後に備えている。
歓迎パーティーからいくつかのえにしが始まりストーリーが広まるが、乗組員から「アメリカからモールス信号みたいなものが受信される」と報告され、やがて潜水艦は太平洋をアメリカのサンフランシスコに向かうが、その地はまさに市の街に化しており乗員達に衝撃が走る。
やがて信号を発している地点がサンチャゴと判明して向かうが、上陸して確認したらある住居の窓の紐がコーラの瓶につながっており、それが風で揺れる度に信号を発信していることが判明し、またメルボルンへ戻る。
乗員達は合議の末、最も南に位置する南極に向かうが、観測した死の灰は予
想以上に高レベルで、引き返して再度合議を行って故郷であるアメリカの地で死にたいとなり、サンフランシスコに向けて出港する。
この映画の主題曲はオーストラリアの第二国歌である「ワルチング・マチルダ」で、映画を観終わって外に出た時は口遊む様になっており、20年ほど前所属していたライオンズクラブの会合にオーストラリアの方が来られることになり、エレクトーンでその曲で歓迎して入場して貰ったら大層喜ばれ握手を求められたことがあった。
この「渚にて」を見てから「グレゴリー・ペック」のファンとなり、その後「ローマの休日」や「ナバロンの要塞」を観ることになった。
独裁者とは寂しいものだそう。気が付けば周囲に誰もおらなくなるし、ある日突然人生が変わる。人は反省で済めばよいが、後悔することだけは避けたいもの。類友という言葉は何とも言えない響きがある。
人との出会いは有難いもの。ジャーナリストと知り合って素晴らしいことを与えて貰った。人生最後に花を咲かせて散ることにしよう。
今日のテレビ番組で「東国原氏」が「プーチンの暴挙を止めるのは暗殺しかない」と発言されていたが、同意見は少なくないだろうと想像する。